satoimo's diary

人生も折り返し地点を過ぎた。自分を大切にするためには...

zoom

介護支援専門員の研修も

専らZOOMでの開催となっている。

先日も、数百名で講義を受け

ブレイクアウトルームにてグループ討議となった。

 

通常の研修時でさえ

グループ討議で司会者、発表者を決めるのは至難の業

できれば引き受けたくない・・

 

今回のブレイクアウトルームには私を含めて4名の参加だった。

とりあえず練習として10分間の猶予が与えられ

自己紹介と司会者など決めるよう指示があったが

小さな小窓に移る参加者は

誰も何も口を開かず

ただじっと画面を見ていた。

 

誰か主催者側の人間がいて

司会を回してくれるのかと思っていたら

どうやら皆同じ参加者だったらしい。

やはり画面越しには雰囲気を推し量りづらい

 

自分の画面が一番左に表示され

(皆そうだと思うが)
一番に発言せねばならぬ重圧に耐えきれず

 

「じゃ、私から自己紹介いいですか?」

 

と切り出すと

皆一様にうんうんと頷いてくださる

 

まだこの職について3年目

明らかに先輩であろう方々を差し置いて

口火を切るのは気が引けたが

女性ばかりのグループは

私も含めて互いに様子を見がちとなる

 

まして口下手で人見知りの私は

今まで司会者や発表者なんて避けてきた

 

もう私で良ければどうにでもなれ

の勢いでグループワークは無事終了

 

「どなたか発表してくださいます?」

また皆一様にフリーズ。

 

確かに

私でもそうすると思う。

 

参加者からは

顔が良く見えて意外にスムーズに参加できた

わざわざ会場に行かなくても良いので良いと思う

という声もあったが

画面越しでは、臨場感がないため

その場の雰囲気で動く感覚が乏しく

どうも、まだ慣れない

 

ただ、

ZOOMやアプリを活用すれば

遠方の家族とも顔をみながら会議ができ

事業者間でも利用者様の情報共有を

各々のタイミングで瞬時にでき

状態を映像で共有できる

重いパンフレットや台帳を持ち歩かずとも

タブレットで案内できる

スケジュール管理も同様

 

今は個人の端末で似たようなことをしているが

セキュリティーの問題や通信量も発生する

 

利用者様の自宅に伺い生活状況を確認するのは

やはり目で見て、空気や温度を感じなけばならないと思うが

情報共有などは

これからますますICTが活躍していくのだろう

 

PC苦手だから分からない

なんて言っている場合ではない

分からなければ学ぶしかない。

もう動き出しているのだから。

 

人間とICTの共存が重要だと感じている。