ケアマネの私とオフの私の日記

書くことで気持ちの整理をしていきたい。。

介護サービスでもし「指名料」を導入するなら・・

私は在宅のケアマネである。同法人のショート担当者から、こんな話があった。

「ショートステイでの指名制ってどう思う?」

 

担当者が言うには、もうそれっぽい状況に陥っており、ショートステイの利用者さんから、「あの介護職員さんが良い、あの人は嫌だ」という声が出ているらしい。

 

瞬時に「キャバクラみたいでいいんじゃない!」と感じた。

 

ショートに限らず、ヘルパーさんでも、デイケアの理学療法士さんでも、利用者さんから「あの人が良い」と言われることは結構ある。ケアマネにしても「あなたにお願いしたい」というケースも増えている。

 

もし、「あの人が良い」に対応するとしたら、「指名料」をいただくと仮定してみる。その指名料は全額指名された職員に支払われる。となると、指名を増やすために職員のモチベも上がったりして。

基本的な介護サービスは、通常の介護保険適用とし、それ以上の要望には、自費で対応という構図はすでに存在する。例えば、介護保険ではヘルパーさんは、し好品の買い物はできないなど縛りがあるため、自費ヘルパーにて対応したりと介護保険と自費サービスを組み合わせて、介護離職を防ぎましょうという流れになっているし。

 

そうなると、キャバクラやホストクラブのように、人気のある職員は超忙しくなり指名も取れなくなる半面、新人や不慣れな職員は全く指名が入らずに基本の給与のみ、仕事も減りモチベも下がるかも。

となると、クラブの黒服がテーブルを回すみたいに、職員に平等に仕事が回るように調整する役も必要か。指名の少ない職員には研修を行ったりとか。指名料が賄えない利用者や、指名されない職員から、なにかしら不平等だと声が上がる可能性大。

この感覚は、福祉業界ならではだと私は考えている。営利目的のサービス業では、競争社会、人気のない需要のないものは淘汰されてゆく。皆、公平に仕事や金銭が与えられる訳がない。より良い、サービス提供を目指して、競い合ってゆくもの。半面、福祉業界は、その競争意識は、ほぼない気がする。例えば、ケアマネでも一人当たりの持ち件数の上限を超えると減算になる。仕組み自体が、儲かる構図になっていない。一人当たりの持ち件数×ケアマネ数が事業所で担当できる件数であり、その内訳で一人に件数が偏っていても問題ないが、持ち件数が違っても基本給は同じ。ケースに深入りすればするほど、ケアマネの負担が増えるだけで、給与は変わらない。なら、件数減らして適当にすればいいじゃんって空気にもなるだろう。(ケアマネ不足でそうもいっていられないのが現実だが)

 

おそらく、施設サービスはもっとその要素が強いのだと思う。

 

瞬時に、キャバクラを連想した私に、ショート担当者は言う。「それって、在宅の目線だよね。僕は両方分かるからさ・・」と言葉尻を濁された。

 

仮定の話ではあるが、在宅の目線ってどういう意味だろう?なんとなく、ひっかかりが残り、チャッピーに聞いてみた。

 

以下、チャッピーとのやり取り。

 

「利用者の満足や相性を優先して考える発想」が在宅らしい考えかたという意味で、施設(ショート)の現実はずれがあるよというニュアンスです。

在宅の基本は

・生活の場=本人の家

・利用者主体が強い

・相性・安心感が超重要

・ある程度「人の調整」がきく

だから、自然に「この人がいいよね」「合う人で関わろう」という発想になる。

 

ショートステイは

・集団生活(同時に10人~数十人)

・限られた人数で回す(シフト固定)

・入浴、食事、排せつが時間で動く

・緊急対応も多い

つまり、「個別対応より全体最適」が優先

 

だから、「指名料つけて職員に入ればモチベ上がる」は個別サービスとして成立する発想(在宅)

一方、ショート側は「いや、それやるとまわらない」「理想は分かるけど事故なく回すが最優先になる。

 

在宅発想(利用者中心):施設発想(運営中心)

どっちも正しくて、立っている立場が違うだけです。

 

参考)

◆指名料があるサービスの共通点

・人によって質や満足度が変わる

・リピーターを作るビジネス

・この人がいいという価値にお金を払う

例)ナイトワーク系:キャバクラ、クラブ、ラウンジ

  美容系:理美容室、マッサージ・整体・エステ

  接客・娯楽:コンカフェ、ホストクラブ

  特殊系:写真スタジオ、フィットネス・パーソナルトレーナー

 

◆指名料がないサービス

・誰がやっても同じ品質が前提

例)ファストフード、コンビニ、一般飲食店

 

◆指名料=人そのものに対する価値への料金

 

・・・。

 

自分の人生の中心は自分であり、自分が正しいという固定観念を見直すのは、なかなか大変な作業である。人に迷惑が掛からなければ、皆、自分が正しいと思っていても支障はない。それを他者に強要しようとするとトラブルになる。

 

居宅のケアマネをしていて、利用者中心にすべきとの固定観念が出来上がっていたことに気づかされた。施設に身を置けは、また考えが違ってくることも。どちらが正しいかでもなく、皆自分が正しいわけであって、どう共存して、互いにどう心地よく過ごすのかという視点が重要なのかなと考えさせられた出来事であった。相手を批判するのは容易いがそれでは、何の進展もないだろうし。妥協点を見つけて、譲り合って、やさしい気持ちで生きていきたい・・・。

一泊二日東京ライブ一人旅 ~二日目~

カプセルホテルの睡眠レポートは、数日後にメールで送られてきた。蚕になった気分だった。女性専用とはいえ、至近距離に他人の気配を感じる。カプセル内は座っても頭が天井につかないほどの大きさで、案外と快適な空間だったが、隣の方のいびきが聞こえて、覚醒ばかりしていた。普段5時起きで弁当を作る習慣もあるのだが、この日は4時から目が覚めてしまい、共用の洗面台(3台)で支度を済ませる。この洗面台も宿泊者に対して数が少なく、私がホテルを出発するときには大混雑していた。

 

さて。今日も台風の名残か朝から雨模様。都庁開庁は9:30。徒歩で向かう予定だが、まだ時間はある。気になっていた⑦老舗の24時営業の喫茶店へ向かうことにした。ホテル付近は、夜からの続きであろう若者が多数。これぞ歌舞伎町。

 

どこが入り口か分からず。危うく全く関係のない地下のドアを開けようとしてしまうが、喫茶店は2階にあった。店内は雰囲気も良く、早朝にも関わらず一人パソコンに向かっている者、夜からの続きで過ごす者。ここにもインバウンドの方々と顔ぶれは様々だった。普段なら、絶対に贅沢だと頼むことはないだろうが、今回は気にせずに注文してみる。サイフォンコーヒーとベーグル、サラダのセット。これが珈琲だと香りに浸ること数十分。やはり、どこにいても生き急いでしまう私は、余韻を店に残したまま歩き出す。雨なので、昨日覚えた地下通路を通って新宿駅へ。

 

新宿駅の都庁側は工事をしていた・・。頭の中では、地下通路を通ってそのまま都庁へ行くはずだったのに、なぜか地上に出てしまい、左手にバスタ新宿の文字が・・。グーグルマップを頼りに都庁方向に進み、また地下に潜る。スバルビルの新宿の目を通り過ぎ、人気のない歩く歩道を抜けて都庁に到着。すでに数名列ができており、そこにもインバウンドの方の姿が。

 

3番目に自動ドアを抜けて、東京都庁45階のエレベーターに乗り込んだ。⑤コンプリート。

 

一回りして写真を撮り、元来た道を戻り新宿駅へ向かう予定が、西新宿駅に向かっており、迷子になる。自分がどこにいるのか分からない。とりあえず地上に出てウロチョロし、モード学園のビルがみえた方向へ進み、やっとの思いで新宿駅へ着いた。かなりの時間をロスしてしまう。

 

そこから東京駅に向かう途中、お茶の水付近の車窓からの景色は、とても素敵なものだった。まさに都会のオアシス。東京にも、ジブリのような緑がきれいな場所があるんだと感動だった。一面、緑の壁で、ちらと見える東京メトロの看板も景色に溶け込んでいた。癒される。

 

東京駅に到着。人の流れに乗って、皇居へ向かった。皇居前の通りには、黒塗りのタクシーだろうか?かなりの台数停車しており、その横には、黒服の方々が立っておられる。これって、いわゆる白タクではないか?中国からの観光客は、確かに少ない印象であったが、いないわけではないし。

皇居ランの方々もいた。なるほど、これだけ広々としたところなら、快適に走れるわけか。④皇居外苑、二重橋コンプリート。

 

最後の目的地、浅草を目指して東京駅に戻る。雨も止んでおり、赤煉瓦の建物に向かって地上ルートで進む。それにしても、Suicaってなんて便利なのだろう。行き先の運賃を調べて切符を買う手間はないし、スマホ画面オフのままでも改札は、ピッと通過できる。乗換もできるし、アプリを入れていてよかった。

 

⑥浅草に到着。人、人、人。テレビでよく見る雷門はすぐだった。話題になっていた仲見世通りは、海外の方ばかり。あの煙がもくもくしているところで写真を一枚。人力車ってこんな風なのか。とにかく人が多くて、前にも勧めない。お賽銭だけ投げ入れてきた道を戻る途中、スカイツリーが見えた。なるほど、こういう位置関係ってことねと、この旅に来る前に少し調べた事の答え合わせをしているようだった。

 

浅草駅は二つあることも予習していたのに、空港線の駅への道で、また迷子になる。もう、どうやって駅に辿り着いたか覚えていない。とにかく、見たいところは見たので、早く空港に行ってゆっくりしたかった。

 

超特急で東京をめぐり、空港に到着。思えば、喫茶店でしか、まともに食事をしていない。空港だからか、東京だからか、外食が久しぶりだからか、空港の食事は高く思えたが、席について和食をいただく。隣は、韓国の方らしく、スマホでクーポンを使われていた。

 

帰りの飛行機は前述通り。

 

今回の旅で、東京の行きたいところはすべて行くことができた。もうこれで良い。もう東京に行くこともないかもしれないが、思い残すことはない。私のいく先々では海外の方が多かったのだが、私の行きたいところが、海外の方とかぶっていたのだろう。他にも名所はたくさんある。仕事の休みと費用の関係で、ゆっくりすることはできなかったが、行ける時に行きたいところに、ちょこちょこ行くようにしたい。この日は20,000歩歩いていた。健康第一である。

一泊二日東京ライブ一人旅 ~ライブ編~

台風の影響で外は雨。ホテルからライブ会場のある新大久保までなるべく雨に濡れずに行きたい。事前に調べた地上ルート→地下通路・電車利用へ変更することにした。地下通路入り口も何か所もあり、もう周りの景色など見る余裕もなくグーグルマップが頼みの綱である。

 

無事に地下通路に辿り着き、新宿駅を目指して歩く。東京の方々は、雨降りでも地下通路を使って濡れずに移動できるなんて、常識なのだろうか?私なんて雨の日の仕事は、長靴にレインコート準備して完全防備で訪問先に回るのだが、地下にも巨大な空間が存在しているようで不思議な感覚だった。

 

新宿駅から新大久保へ向かう電車のホームは、乗換案内アプリで検索、リアルタイムで表示されるのでありがたい、もう自分がどこにいるのかなんて分からないが、表示された番号のホームを探す。こんなにホームがたくさんあるのに、皆よく迷わずに乗れるもんだなと感心する間に、一駅で新大久保へ到着。順調、順調。

 

駅から先にライブ会場を確認するために、グーグルマップを開く。メインストリート沿いで分かりやすいので助かった。路面店は、やはり韓国チックな店が多いのだが、通りを歩く人々は多国籍。欧米の方から、東南アジア方面の方々が多いようだった。ふらっと入ったアクセサリー店は、品ぞろえは韓国っぽいのだが、Made in Ckaina ばかり。屋台グルメの店でも、店員さんは、どうみても韓国の方ではないところがほとんど。ハングル文字の多い街並みだが、この街に韓国の方はどれくらいの割合で存在するのだろうか?日本人よりも、東南アジア系の方が多い感覚。一通り街並みを見物して、ライブ会場へ向かった。

 

 ⓵今回最大の目的:韓国俳優のミニライブへ

 

階段を上がるとこじんまりとしたワンフロアに受付があり、おそらくライブ後の写真撮影料用のセットもあった。(この写真撮影は別途料金)

昨年参加した、若手韓国俳優のファンミーティングは2階席まである大きめのホールであったのだが、今回は、なんともアットホームな雰囲気になりそうだ。数名並んでいたが、すぐに入場。ワンドリンク制でペットボトルの飲み物を購入し、入場特典のリストバンドを受け取る。その前に、雨と湿気でぐちゃぐちゃになった髪を直しにトイレへ行くと、私よりも、だいぶお姉さんと思われるファンの方と一緒になり、少しほっとした。昨年ファンミーティングは若い子8割だったから・・。

 

パイプ椅子が並んだ会場、私は前から三列目、一列目は席がなく、二列目は空いており、実質最前列だ。舞台はすぐそこ。学生の頃に同級生がしていたライブみたいな距離感。周りを見渡すと、お姉さん方ばかりで、おそらく私は二番目くらいに若い方に入りそうだ。台風の影響で二列目の方は来れないのかな・・なんて心配していると、左隣の席の方が着席。ご友人と来ているらしく、私より少しお姉さんな雰囲気。

 

俳優さん登場。

 

OSTやとトーク等、本当手の届くところで繰り広げられる。

 

ところどころ、面白いくだりがあると、隣席のお姉さんが私に相槌を求めてくる。顔を見合わせて「ね~」などと言わなければならない雰囲気。別に嫌ではないが、前回のファンミーティングでは、一人で来られている方も多く、隣席の方と話すことなどなかったので戸惑った。最前列のお姉さま方は、韓国語で俳優さんに相槌を打たれ、それにこたえられる俳優さん。これがファンクラブの方々か。

 

隣席のお姉さんは都内在住で、他の俳優さんのライブにも参加、今日は友人とこられたらしい。ライブ後の写真5,000円は遠慮するとか。私が台風の中、地方から来たことに驚き、「アピールしなよ」なんて言われたり。

 

最後のアンコールの際に、面白いなと思ったのだが、俳優さんが一度舞台からさって「アンコール」とどこからともなく聞こえてくるあの感じ、あれは、若者の特権ではなかろうか?お客さんの年齢がおそらくアラ還くらいの今回は、あの「アンコール」と切り出す雰囲気ではなかったのだ。しかし、主催者側の配慮もあったのか、無事にアンコールが採用。皆、総立ちになるのだが、中央通路に、杖をついたおばあちゃんが現れた。もう、ほほえましいとしか言いようがない。なんて素敵なおばあちゃん。このライブをどうやって知って、どうやって申し込んで、どうやって会場まで来られたのか?娘さんが手伝ってくれたのか?というより、この俳優さんのファンなんだ。気持ちが若いって素敵だな。

 

俳優さんの歌も満喫、隣席のお姉さんとも共鳴し、ラストのおばあちゃんにほっこりして、来てよかったと大満足。

ただ、ファンクラブに入っていないと、見れないXの投稿や、写真5,000円とか、お金が発生する部分について。そこまで課金したくないというのが私のスタンスだ。素敵な俳優さんはたくさんいて、会いに行きたいと思うけれど、ドラマやライブではなく、課金して近づくみたいな、この感じがホストに貢いでいる感じと同じように感じるのだ。好きでホストに貢いでいる方は、何の問題もないし個人の自由だと思う。でも、私はそこまでじゃない。課金することで、その俳優さんを推すにつながるのだろうが、なんか違和感を感じている。だから、当たればライブには行くが、ファンクラブには入りつもりはないし、課金して写真はいらない。同じ時間を共有できただけで、私の心に刻まれるだけで十分だ。人それぞれ楽しみ方があるだろうし。

 

しばし余韻に浸りながら、徒歩で②歌舞伎町アーケードへ向かった。椎名林檎の歌を聞いてから、新宿野戦病院を見てから、一度は見てみたいと思っていたあのアーケード入り口の看板。

 

人通りが増えて、上を見て歩かないと見逃しそうなところにその看板があった。こんな感じなんだ。ととりあえず一枚写真を撮る。横断歩道を渡る人たちもインバウンドの方がほとんど。日本人はどこへ行ってしまったのか?

 

もう少し歌舞伎町の感じを味わいたかったが、早くホテルに戻らねば、シャワールームが使えない・・。繁華街を抜け、カフェを横目に、コンビニでおにぎりを買いホテルに戻った。ホテルの周辺は、いわゆる新宿2丁目界隈で、外に立っている若者もたくさんいた。こんな感じなんだ。と、中年になってしまった自分をひしひしと感じた。

 

明日は、朝一番の都庁を目指す。

一泊二日東京ライブ一人旅 ~東京大学からカプセルホテルまで~

無事空港に到着。私的には命がけのフライトとなった・・。

 

自分では計画性はない、行き当たりばったりの人生だとの認識であったが、今回の二泊三日1人旅はタイトなスケジュールとなるため、事前にモバイルSuicaを購入し、電車の乗り継ぎやまわる順番もチャッピーに相談して計画を立てて臨んだ。

 

空港から東京大学へも様々なルートがある。バスは酔うのでパス。乗り継ぎしやすく安価なルートが良い。人の流れに紛れ込み羽田空港駅へ向かい、品川駅→東京駅→本郷三丁目駅へ。改札はスマホをかざすだけでピッと通ることができ、以前のように券売機の上を見て運賃を確認する必要もなく、乗換案内アプリで何番線に向かえばよいかもリアルタイムで把握できる、なんて便利になったのだろう。逆に、そこを把握できなければ、あんなにホームが多い駅では迷子になるに違いない。同じ駅に行くのにも色んな路線があるし、止まらない駅もあるし、反対側に乗ってしまうかもしれない。周りの景色など見る余裕もなく、人の波にのまれて、ただただスマホとホームの表示を見て目的地を目指した。外は台風だが、雨にぬれずに本郷三丁目駅に到着。

 

そこからは徒歩で東京大学へ向かうが、雨風が強まってきた。レインシューズを選んで正解。リュックにビニールをかぶせて人通りの少ない道を進むと、情報通り赤門は工事中。正門からへ入り、安田講堂を目指した。大学の敷地内は緑も多く、心地よい。台風に加え土曜日であったので、ひっそりとしていた。案内表示を頼りに目指した安田講堂、食堂は営業終了していたが、裏から降りて大学生協へ。食品や文具、グッズの品ぞろえも多く、息子に頼まれてもいないが、娘と二人分東京大学ロゴ入りのシャープペンシルを購入した。ペイペイは使えず現金払い。③のミッションクリア。

 

学生の街をきょろきょろしながら、駅に戻り、ホテルのある新宿方面へ。外ではびしょぬれ、電車では冷房が効いているが、乗客は皆平然としたものだった。

 

事前にチャッピーに聞いていた出口から、グーグルマップでホテルへ向かった。ここまでは順調。

 

初カプセルホテルは睡眠レポートのサービスがある。宿泊後に、メールで睡眠レポートが送られてくる。女性専用なのも安心で、チェックインはタッチパネルでセルフ。カプセル番号の記されたカードを受け取り、カードのバーコードでロッカーを開けて荷物を預ける。ロッカーと同じフロアにシャワールームがあるが、宿泊客に対して絶対数が足りない。これは早めに利用しないと混雑してシャワーができなくなるかもしれない。最上階に食事やPC作業ができる共有スペース、カプセルルームは別のフロアと3つのフロアを行き来することになる。ロッカーに室内着やスリッパが用意されており、カプセルには荷物は持ちこめず飲食も不可、荷物・入浴、寝るカプセル、食べる作業する共有スペースと機能的に分けられているが、心配性な私は靴や荷物をロッカーに預けて、離れて寝ることが不安でしょうがない。もし、火事や地震など非難が必要な際、靴がなければ外に逃げられないし、荷持ちを持ちだすことも難しいだろう。そもそも、ロールカーテン一枚でプライベートを確保するシステム自体、いつ誰に襲われてもおかしくない。ホテル入り口はカードのバーコードで開くオートロックのようなシステムだが、コンパクトなつくりの建物で、自動ドアを入るとすぐにエレベーターがあり、宿泊者がエレベーターを降りてロッカーに行く動線上で、入り口付近を通るたびに自動ドアが開くのだ。唯一のセキュリティーであるホテル入り口は、容易に通過できるのではないか。そこからはカプセル迄鍵はない。唯一、シャワールームに鍵はあるが・・。そんなこんな不安が膨らみ、荷物(といっても荷物は少ないくしたい派なのでリュック一つ)と、靴はカプセルに持ち込むことにした。

 

ホテルのチェックインを済ませて、⓵最大の目的ライブ会場へ向かう。

一泊二日東京ライブ一人旅 ~飛行機編~

ダブル台風に見舞われた週末、東京への飛行機が飛ぶのかどうか気が気ではなかった・・。

 

韓国俳優のミニライブに当選し、一泊二日東京一人旅を計画したのはひと月前のことだった。ファンクラブではなく一般応募での当選、飛行機に乗るのはまだ恐怖心が拭えないが、行けるときに行っておこう。仕事ばかりの毎日で気分転換もしたいし。

 

そうとなったら、東京観光もしておきたい。二泊くらいできればゆっくりなのだろうが、仕事の兼ね合いもある。早朝便をとれば時間は増えるが、早朝から高速を運転して飛行場に行く体力に自信が持てない。そこだけは安全に、昼前の便を予約した。自宅にいながら、スマホで航空券とホテルを予約できるなんて便利になったものだ。

 

土地勘がないため、ライブ会場のある新大久保からなるべく近く、なるべく安価なホテルを検索するが、どこも高い。以前から興味のあったカプセルホテルを選択した。自室に鍵がなく、他人と近距離で寝るなんぞ防犯面での不安も大きかったが、費用を抑えたいし、一度は経験してみたかった。

 

行きたいとことろ・・・。

 

⓵ライブが最大の目的。新大久保コリアンタウンも気になる。

②歌舞伎町アーケード入り口のあの看板も見てみたい。

③東京大学。冗談でも息子が東京大学院に行きたいと言っていたので、私も見ておきたい。

④皇居付近。日本人として一度は見ておきたい。

⑤東京都庁。都知事にも興味があるし展望台は無料らしい。

⑥浅草。仲見世通りが話題になっていたし、あの煙もみてみたい。

⑦喫茶店。新宿付近は老舗の喫茶店も多いらしい。

この7つを二泊三日で巡ることにした。

 

まずは、忘れないように記しておきたい。

 

私は、飛行機に乗ることがとても怖い。ジェットコースターも大の苦手で、決して乗ることはない。あの浮遊感、臓物が口から出てきそうな急降下が耐えられない。そう飛行機に乗る機会はなかったが、二年前、娘と韓国へ行った際、あの浮遊感に幾度となく襲われ、かなり多くの乗客から悲鳴が上がり、とんでもなく怖い思いをしたことがあり、やっぱり飛行機って怖いんだと刷り込まれてしまった。

昨年、大阪へ行った際も怖かったが思いのほか揺れることなかった。

しかし、今回はダブル台風が接近中での飛行になる。まず、飛ぶのかさえ不明な状況。数日前から台風情報を追いかけるが、知ったところでどうしようもない。とりあえず飛行場に向かうしかない。もし、欠航になったらアプリから変更できるのか?行きは良しとして、帰りが欠航したらどうすればよいのか?飛んだとして、別の空港に降りることもあるかもしれない。欠航になったら、ホテルもライブもキャンセルできないし。飛んだとしても、揺れるのではないか??色々な懸念を抱えて、一人葛藤しながらチェックインまで進んだ。先発便は出発しているから大丈夫だと言い聞かせる。

 

使用機体到着遅延ではあったが、30分遅れでの出発となった。心の中では揺れるのでは?落ちたらどうしよう?と恐怖心でいっぱいであったが、この気持ちを分かち合う連れはいない。一人で平気なふりをして座席について目を閉じた。座席指定する際にも、揺れが少ないと言われる翼付近の通路側を選択した。

 

今回の旅では、移動中にゆっくりと休むことができるのも楽しみではあった。日頃、車通勤でもあり仕事に追われ、常に何かしている状況であり、強制的に何できない時間を作りたかった。

 

離陸の際、シートに体が押し付けられるのも慣れない。しかし、上昇する間、シートを倒さなくても後方に倒れる姿勢になり心地が良かった。

シートベルトサインが消え、ドリンクサービスが始まる頃に、やっと一息つける。機長からのアナウンス、最近は日本人と外国人のペアで操縦されることが多いようだ。

 

まだ大丈夫。時折横揺れはあるが、急降下でなければ問題ないと安心したのも束の間。機長から、本日は台風を避けるため飛行ルートを変更し、到着が遅れる。また、台風の影響で揺れが予想されるため、客室乗務員も着席する。乗客自身でシートベルト確認をするようにとのアナウンスが。

 

数回、下降してゾッとする場面があったが、こう思うことにした。目を閉じて自分が飛行機を操縦していることをイメージする。操縦かんを握ると、下降も上昇もコントロールしている気分になり、多少下降しても気にならない気がした。

 

もう一つ、帰りの飛行機でも同様のアナウンスがあったのだが、着陸態勢に入った付近であり、ふいに窓の外を見ると地上がみえた。地上が近くにあると感じると、不思議と急降下のあの浮遊感も怖くなくなったのだ。何だ、この感じ?はるか上空雲の上だと同じ状況でもとてつもない恐怖心を感じるのに、地上がみえただけで平気になることに気が付いた。

 

この二つを忘れずにいれば、もう飛行機も怖くない。墜落の可能性は低いのだから大丈夫。一人でも大丈夫。揺れと言っても横揺れは大したことないし、自分が地上付近を操縦しているとイメージすれば急降下も乗り越えられるはず。

 

無事、空港に降り立ち、台風の中東京大学を目指した。

口を開けば愚痴になるけど保険者へ物申したい

一居宅介護支援事業所のケアマネとして働いている。

 

利用者宅訪問中に身の危険を感じたこともある。唾を吹きかけられたり、大声で罵倒されたり、長時間屋外で待たされたりと心の傷になることも多々経験してきた。

事業所によっては、契約前に難ありの利用者は理由をつけて断るところもあるようだが、先任から「ケアマネは断ってはだめよ」との言葉もあり、いわゆる困難ケースも引き受けている。しかし、大抵は、支援者側が困難と決めつけていいることが多い。面談を重ねる中でひもが解けてゆうことも経験してきた。そんなこんなで、利用者に関することはまだ許容範囲内だと感じている。

 

ただ、保険者(市役所)の対応には我慢がならない。

 

働き方改革で、窓口の対応時間短縮は理解できる。しかし、土日祝日年末年始、待ったなしで暫定での福祉用具取り扱いの確認が必要な場合、取り急ぎファックス送信でとの取り決めだが、後になって却下される可能性もある。ケアマネが市役所の確認なしに進めることは許されないのに、こちらにそう要求するのなら、AIチャットでもいいから対応してほしい。

 

介護保険認定情報取得について、以前は予約なし即時発行してくれていたのに、数年前には、事前にネット予約し翌日発行へ、ここ最近はネット予約し翌々日発行となった。緊急依頼で利用者の状態確認のため認定情報が必要でも、月末の審査会で当月中に情報が必要でも特例は許されない。市役所がやりやすいように変更されていくのだろうが、ケアマネの業務は遅延していく。ならば、早急に介護情報基盤を運用してほしい。未だに窓口申請が必要なものがほとんどで、居宅届提出にしろ、市役所窓口へ行く移動時間、窓口で待たされる時間が惜しい。一部マイナポータルで申請可能となるが、高齢者のマイナカード取り扱いに関わるには責任が重すぎる。

 

毎年発行される介護保険負担割合証。利用者宅に郵送されるが紛失される方も多い。それらの説明をケアマネにするように市役所から文書がくる。

 

市の横出しサービスにゴミの戸別収集がある。利用者にとっては喜ばれるサービスなのだが、その利用にはケアプランや介護保険証の添付が必要、介護保険更新のたびにケアプランの提出が必要、長期に利用がない場合はケアマネが清掃事務所へ連絡、不在が続く際や、収集品目の搬出がない際など、何かにつけてケアマネへ連絡が来るし、ケアマネから清掃事務所へ連絡してくださいと言われる。40名近く利用者を抱えているのに、ゴミ出しの品目や収集曜日、時間までの把握は困難極まりない。市のサービスなのに、ケアマネの負担が半端ない。それならば、ヘルパーさんにゴミ出し依頼した方がケアマネ的にはよほど楽だ。市のサービスなのだから、もっと市が主体的になってほしい。

 

ただでさえケアマネ不足なのに、市役所の仕事まで振られるなんて、あんまりではないか。介護保険に則っての業務はまだしも、これらもシャドーワークになるのではないか?私たちは、公務員ではない。市の職員ではない。何でも屋でもない。

 

口を開けば愚痴しか出てこないので、口をつぐんでいる。市役所窓口に文句をいったところで、彼らが決めたことでもない。

給付管理について相談したところで、逆に事例の提出を求められ厄介なことになる。

困難ケースは重層支援へと、市の事業の実績作りのために取り上げられたことがあるが、偉い方々の会議に参加を求められ机上での議論後助言をもらい、支援経過の提出を求められ、実働はケアマネとなる。余計な仕事が増えるだけだ。

 

他にも、様々な施策が試みられるたび、その説明や運用はケアマネに降りかかる。

 

利用者やその家族との関りで疲弊しているところに、市役所までケアマネの仕事を増やさないでほしい。

 

今の私の考えが間違っている可能性もある。その気持ちも忘れずにはいたい。

主治医からの直電とファイナンシャルプランナーそして鬼になれるのか

1人暮らしの女性。プライドが高く、生きづらさを感じておられるのだと思う。近くに住む二人の子供は寄り付かず、片道3時間以上かけて、県外の娘さんが毎月帰省しての支援となっていった。一人暮らしの寂しさを常に抱き、動くのが面倒でトイレに行くのも億劫になり、ますます動けなくなり、気持ちも落ち込み、失禁が増える。誰かそばにいて、軽く声掛けしてくれれば、まだまだ在宅生活は可能なのだが、今までの女性の生き方が、今の生活につながっているのも女性は分かっているのだと思う。「まだ家で暮らしたい。施設には入りたくない」という女性。「母が家がいいというし、私も介護の仕事をしていて施設に入ると面会もできませんから、使えるサービスを使ってこのままで」という娘さん。昨年、施設入所の後押しをしてもらおうと一緒に受診した際に主治医から、「もう無理、無理。施設に入らないと」と言われても、介護サービスを目いっぱい使っての在宅生活継続の意向となっていた。

 

デイサービスが迎えに来ても、準備ができていない。女性は皆にかまってほしい気持ちが強く、送迎者が来てから荷物の準備を始め、滞在時間が長くなり、次の方に支障がでる。デイサービスでも気分を損ねると入浴は拒否、必然的に機嫌取りに走ってしまうスタッフ。大きなバッグを二個持参し、他の利用者から特別扱いされているのでは?と苦情がくる。生活保護受給されているが、華やかな時代の生活様式を変えることができずに、移動販売のパン屋さんが来たら、大量にパンを購入し周囲に配るなど、デイサービスからも、どうにかならないものか、一人暮らしは無理ではないかと言われることになる。

 

節目ごとに、女性と娘さんに施設入所の提案をするが、女性の意見が強く、娘さんも施設かなと思いながらも説得できずにいた。

 

デイサービス送り出しのために、定期巡回随時対応型訪問介護・看護へ移行し、朝昼夕とヘルパーさんに来てもらうことにした。週1回は訪問看護で病状管理を行う。福祉用具もレンタルしており、デイサービスの回数を減らしても限度額ギリギリになる。ショートステイは限度額超過になる。この状況でも、娘さんはリハビリもしてほしいと言われる。もう、リハビリと言っている状況ではない、まずば薬をちゃんと飲んで、しっかり食事をとって、お風呂に入ってという基本の生活を立て直すことが先決と考えていることを伝え、限度額外で利用可能な医療保険での在宅マッサージを導入した。一人での通院も困難なため、訪問診療も可能だが、女性は娘さん帰省時に通院するとの意向。

 

生活保護受給の方は、介護保険サービスについて限度額内の負担はない。医療保険となる訪問診療、歯科や在宅マッサージも医療扶助となる。実質、食事代のみの負担ともいえる。

 

娘さんの意向もあり、介護保険サービスフル活用していくのだが、やはり限界がある。メディアでは、介護離職はさせない!!と声高に言われ、ケアマネに相談を!!ということもその通りではあるが、要介護者の一人暮らしを介護保険のみでカバーするのは至難の業だ。介護者がそばにいれば別だが、見守りカメラを使っても、安心通報システムを使っても、対応に限界があると思っている。介護保険外の自費サービスを組み合わせれば話は別だ。今回も、女性が転倒し、訪問看護から受診が必要と相談があった際、近くの子供さんは動かれず、県外の娘さんへ自費ヘルパーでの通院支援を提案して受診となった。ケアマネが受診同行すればすぐなのだろうが、通院支援はケアマネの業務外とされており、他にも30名以上の利用者さんを抱えており、受診の調整だけでも時間を要する。女性をサポートする方々を巻き込み、共有していく。娘さんも、他の兄弟の協力を得られじ、金銭的にも身体的にも精神的にも負担となっていく。兄弟間での話し合いを進めて、昨年集まられたが、結局娘さん一人が支援する構図になってしまっている。

 

女性のアパートは古く、取り壊しの話も出てきた。

 

「家で暮らしたい」意向を中心に支援しているのだが、やはり限界点も近づいており、ケアマネとしてはいけない考えだが、転倒・骨折にて入院か、アパートの取り壊しが、次のステージ(施設入所)のタイミングだと考えている。また、介護保険サービスだけではカバーできず、限度額超過分の実費負担が出ることは在宅生活の限界点だということを分かってほしいとも思っている。心残りなく次のステージに女性が進めるように、周囲に惑わされぬよう慎重に支援していく。

 

ある日、主治医から直電がきた。

 

「女性の近所の方から、尿臭がするし、施設に入れた方がいいんじゃないかと言われた。もう家では無理だ。鬼になってもいいんじゃないか?」

 

女性と娘さんの意向を尊重し、ぎりぎりで在宅生活を支援しているケアマネに鬼になって施設入所を段取りするようにとの意味だったと受け止める。ケアマネも、goが出たらいつでも入所できるよう準備はしているのだが、やはりもっと説得するべきなのか。でも、無理矢理にはできないし、厳しいかもしれないが、女性と娘さんに限界点を実感してもらうしかないと考えている。

 

どこか、責任の所在探しのような気もする。

 

デイサービスも、近所の方も、主治医も、もう一人暮らしは無理だから施設でしょう、なぜ施設に入れないのか?と一方的に、いや良かれと思って助言される。ケアマネに言ったから、あとはケアマネがどうにかするよねみたいな。ケアマネに決定権があれば、すぐにでも施設を段取りするだろう。しかし、施設に入っても生活は継続していく、女性の人生に関わることを強引に進めることはできない。

 

もんもんとしながら、久しぶりの休みに、ファイナンシャルプランナーの話を聞きに行った。

 

「生存権」「最低限度の生活を営む権利」みたいなくだりから、女性のことを思いだした。

 

日本人は、最低限度の生活を営む権利を有するが、それはゆとりがある、望み通りの生活とは異なる。つまり、介護保険サービスは最低限度の生活を営む範囲でのサービスであり、お望み通りのサービスではない。お望み通りの生活をしたいなら、自費でのサービス利用をどうぞということだと思う。

 

女性の場合も、「家で暮らしたい」のはよくわかる。しかし、介護サービスだけでの一人暮らしは難しい。失禁や転倒時の対応なども限界がある。生活保護世帯でも受け入れてくれる施設はある。施設では、失禁や転倒時の対応も可能。外出の自由はないかもしれないが、衣食住の生活は保障される。

 

女性の認知機能低下も感じている。女性>娘さんの力関係を女性<娘さんに移行できれば、お互いに楽になるのだろうが、ケアマネは鬼になれずに、一緒に揺れて、見守っているのだが、主治医のいうように鬼になった方が良いのだろうか・・・。