ケアマネの私とオフの私の日記

書くことで気持ちの整理をしていきたい。。

転倒→縫合

アスファルトの上に、勢いよく顎からダイブしてしまった・・・。

 

転倒。

 

いつものように考え事なんてしながら、日の出前に走っていた時、おそらく道路の凸凹に躓いたのだろう。気づいた時には、全身で地面を感じていた。いつもは足元にあるはずの道路のアスファルトが目の前あった。両手をまっすぐに伸ばし、受け身なんて取れるはずもなく、真正面から前に倒れ込んだようだ。カランカランと、乾いた音を立てて眼鏡が数メートル先に落下した。まるで漫画だ。

 

痛い・・・。

 

何十年ぶりの転倒。全身に痛みが走り、しばらくは動けそうもない。

 

転んだまま、泣いていたって、誰も助けてはくれないし、もう大人なんだからと、気を取り直して頭を上げると、道路には鮮血が滴っていた。顎辺りからの流血が止まらない。

 

やばい。歯が折れたのか?顎も強打したようで食い込んでいる感覚。顎を手で押さえて立ち上がると、通りがかりの初老の男性が声をかけてくださり、ティッシュを差し出してくださった。ありがたく親切を受け取り、何とか帰宅。

 

とりあえず、消毒せねばと、滲みる痛みを耐えつつ入浴する。

やばい。顎に穴が空いてる・・。深い・・。

 

ほっとけば治るだろうというタチだが、奥の石を取り除かないと、さすがに宜しくないと思い、近所の外科に向かった。

 

「これ、縫わないといけないね。まだ、アスファルトが奥に残ってるから、麻酔かけて、ゴシゴシ洗うよ」

 

人生で初めて「縫う」しかも顔。チクチク麻酔を打たれ、薄目を開けると歯ブラシが見えた。意外と原始的な方法でゴシゴシ傷口の消毒をされ、チクチク縫われた。怖かった。

 

でも

コロナ禍で大変な中、こんな怪我でも診察、治療してもらい、本当にありがたかった。小心者の私にも優しく声をかけてくださる看護師さん。その一言で安堵し歯ブラシ消毒にも耐えられる。医療技術ももちろん必要だが、患者さんからしたら、看護師さんの精神的サポートが何よりも大切なものに感じられる。

 

会計へ向かうと、大勢の人が順番待ちをされていた。ソーシャルディスタンスで座れない座席が増えた事もあり、高齢の方も立って待たれている。カウンターの中では数名の事務員さんが作業されるものの追いつかない。最近の大きな病院では、機械で受付、会計のところも多いが、こちらの病院は手作業。患者さんも事務員さんも大変だ。

 

早く、IT活用により効率化が図られる事を願わずにはいられなかった。

 

とんだクリスマスになってしまったが、毎朝の牛乳のおかげか、顎の骨折はなく一安心だ。神様、ありがとう。