クリームチーズが好きだ
が値段もカロリーも気になって、なかなか手を出せずにいる。
ある朝、400g入りのヨーグルトを食べた際、乳清が分離している事があった。乳清も美味しくいただいた後、ヨーグルトの塊を口にした時に、気付いた。
まるでクリームチーズだと、、、
ヨーグルトから、乳清を除くと、水分の少ない濃厚な食感となる。いわゆる水切りヨーグルトだ。
色々なヨーグルトで試してみた。まるで理科の実験さながら、自由研究のように、市販されているメーカーのものは、ほぼ試してみた。
ヨーグルトといっても、原料は様々。ゼラチンで固めているものは、一晩水切りしても変化なし。乳清の一滴も分離できなかった。
生乳と脱脂粉乳だけが原料のものは、一晩でたっぷりの乳清と、濃厚な水切りヨーグルトが出来上がった。砂糖不使用の方が、より濃厚でクリームチーズっぽい。
分離方法もいくつか試してみた。
Amazonに水切りヨーグルトメーカーもあるようだが、そこは、身近にあるもので試したい。
目の細かい茶漉しでも、それなりに分離成功。
ヨーグルト容器に蓋をする感じでキッチンペーパーを被せて、輪ゴムで固定し、ひっくり返す方法もありだった。
できれば、できたて、水切りたてを食べたい。
100円ショップのコップ型のタッパーに、コーヒーフィルターをセットすると、底に付かず宙に浮いた高さでセットできる。ヨーグルトをいれて、タッパーの蓋をするとフィルターも固定されて、一食分の水切り完了。これが今ベストな方法となった。
低カロリーで低コストな水切りヨーグルト、いや濃厚なクリームチーズ気分を毎朝味わっている。
ヨーグルトの消費量が半端なく、店の方に申し訳ないくらいまとめて購入するのだが、初めての店などでは、焦って、うっかりゼラチン入りのヨーグルトを買ってしまうこともある。そうすると、クリームチーズにはなってくれない。残念。
なぜか、いつも急いでしまい、しっかり裏の原料を確認すれば良いのに、イレギュラーに弱い。誰にも急かされてはいないのに。
よく娘が、学校の勉強なんて大人になっても役に立たないでしょ?意味ないよね?
なんて、言っているが、そうでもない。
理科の実験のおかげて、ベストな水切りヨーグルトを作る方法を導き出したのだから。レポートにまとめてみたいくらいだ。
学校の勉強も無駄ではない。そう思いたい。勉強というから、堅苦しいが、興味があることを学ぶのは楽しいものだ。
もっと、追求するならば、ヨーグルトに使われている菌が分離に関与しているのか?どの菌が美味しいのかなんて事も気にはなる。
次は、何を試してみようか。