ケアマネの私とオフの私の日記

書くことで気持ちの整理をしていきたい。。

確定申告からの更正の請求

年末の週末に職場から、「もしかすると老人扶養控除に該当するかも、税務署に確認してみた方がいいよ」との話があった。

 

娘の歯科矯正の医療費控除のため過去3回、確定申告をしたことがあるが、控除や年末調整の仕組みなど、ほとんどわからない。

 

遡って申請できるのは5年との話は聞いており、どうにか年内に片づけたい案件となった。

 

全く知識がないため、とりあえずネットで調べ、税務署に電話し該当するか尋ね、母の介護保険料などへの影響があるのか役所へ尋ねる。どこも縦割りらしく、それらの関連性は自分で解釈するほかなかった。とにかく時間がない。

 

老人扶養控除:控除額58万円・・大きい!

老人扶養親族(同居老親等)とは合計所得金額48万円以下で70歳以上の同居の親など。

税扶養と社会保険上の扶養は異なり、私が税の控除を受けても、母の介護保険料には何ら影響はないらしい。

 

税務署での相談は来年2月以降の予約となる。これは、イータックスを利用するほかない。

 

丸二日かけて仕事の合間に情報収集し、夜イータックスにて過去5年分の確定申告を行った。

しかし、医療費控除による確定申告済分は、二重に確定申告をしてしまう形となり、翌朝、再度税務署に尋ねる。

 

その際は、コウセイの請求をすれば良いらしい。まずもって、コウセイとはどういう漢字を書くのかすら分からない状態からのやり直し。前回の確定申告時の内容入力が必要らしいが、還付金を受け取った後、書類は処分していたため、断捨離があだとなる。税務署では、過去申請分の情報開示ができるらしいが、これまた時間を要するらしく、税務署受付で原本を写真に撮らせてもらう方法を選択し、電話をして30分後には税務署へ到着し、閲覧を請求した。これで、必要書類は揃った。

 

世間は仕事納めの日、自宅にて更正の請求作成に挑む。スマホでは更正の請求はできないらしく(これもたまたま税務署の方に伺った)PCに向かうこと半日以上。過去の確定申告の数字が何を意味するのか、どこの数字とどうリンクするのか分からず、何度も何度も入力をやり直し、ネットで解決策を検索するうちに、やっと控除の仕組みや数字の意味が理解でき、何とか作成できた。

 

更正の請求はイータックスではなく、書面での提出、加え母の所得証明の提出も必要であり、返信用封筒に切手を貼り同封し、12月29日無事に税務署のポスト(時間外収受箱)へ投函できた。

 

老人扶養控除、医療費控除、16歳未満の控除なし、ふるさと納税、確定申告に更正の請求、税務署と市役所の連携具合、マイナンバーのすごさ、時間外収集箱など、年末の数日間で、私の知識はかなり深まったように思う。専門家に頼めば簡単で間違いはないのかもしれないが、そんな費用もない。間違いながらも自分でした方が充実感もあり、少し頭がよくなった気もした。大変だったけれど。

 

世の中、知らずに損していることは多いのかもしれない。