ケアマネの私とオフの私の日記

書くことで気持ちの整理をしていきたい。。

両方でも良いでしょう

お金はあるけど愛がない結婚と

愛はあるけどお金のない結婚と

どっちが良いと思います?

 

職場の若い女の子に尋ねられた

 

あなたはどっちなの?

 

ん~

迷うんですよね

お金があったら裕福な生活はできるけど

愛がないと寂しいし

でも

愛だけあっても生活できないし

でも

愛があれば自分も仕事を頑張れるような

気もするし

でも

好きな物をじゃんじゃん買いたいような・・

 

かなり真剣に

眉をひそめて考えている

 

友達はなんて言ってる?

 

ん~

この歳迄来たら

やっぱ

お金が大事かなって子が多いですよね

でも・・・

 

しばし一緒に考える

現実に選択を迫られている状況でもないが

どっちが良いのだろう?

私だったら・・・

 

外回りをしながら

頭の片隅でどちらが良いものか

半日考えた

 

その答えは

 

両方!

 

そもそも

なぜ二択なのか?

ありもしない仮定の話で

なぜどちらかを選択しないといけないのか?

ありもしない仮定の話で

なぜ真剣に考えてしまうのか?

両方という答えがあっても

良いじゃないの

 

彼女に

私の答えを告げると

 

ん~

確かにそうですよね

やっぱ最後は

本能的なものかもですね

 

 

私は

理論的に考えるのが苦手だ

なぜそう思うのか説明しなさい

と言われても

自分の感じていることや理由を

上手く言語化できない

そう感じるから

それが私の答えなのだから

仕方がない

 

こと女性は

どちらが良い?という話を

好むような気がする

 

学生の頃

数人集まって

ファッション誌を開きながら

せーの

でどちらの服が好きかを指さして遊んだ

 

それは

一つのコミュニケーションなのかもしれない

 

 

顔より雰囲気が合う人が好き

どうせ結婚したら

顔なんて見ないんだから

それに

いくら顔が良い男だって

鼻をほじったり

靴下の匂いを嗅いだりするんだよ

 

とある女性上司

 

昔はかっこよかったけど

髪も薄くなってきたからね

そんなものよ

やっぱり性格の良い男じゃないと

 

とまた別の女性上司

 

結婚するなら

顔よりも性格が合う方が大事よ

 

顔が良くて性格がいまいちな男

人並みのルックスだが性格が良い男

 

またも二択

 

彼女らは

その二択で迫ってきて

自分たちの選択が誤っていなかったと

自分自身に言い聞かせているようでもあった

 

正直

彼女らの家庭について興味はないし

ご主人とののろけ話とも思える話も

聞きたくはない

なんだか

冷たい人間のようで申し訳ないのだが・・

 

結局は

私は幸せなのよ

私の結婚は間違っていなかったの

と自己確認し

 

さらには

 

良いご主人ですね

うらやましいです

 

の一言が出るのを待ち

満足感を得ているようにもみえる

 

しかし

顔が良くて性格も良い男

両方を選んだって良いじゃない

 

彼女らは

どちらかしかないと主張し

 

じゃ

あなたは

顔が良い男にたまに会うくらいが幸せなのかもよ

一緒に生活したら幻滅するだろうから

結婚は向いてないんじゃない?

結婚なんてそんなものよ

 

と私を諭してくる

 

鼻をほじるのは嫌だ

靴下の匂いを嗅ぐのは我慢できない

なんて

一言も言っていないのに

顔の良い男はそのようなことをするものであり

あなたはそれを我慢できないでしょう

という前提で

 

私を諭してくる

 

その裏返しに

自分の結婚は間違いではなかった

あなたより幸せなのよ

と言わんばかりに聞こえる

 

お金持ちで愛があって顔が良くて性格も良い男が好き!

 

なんて彼女らの前で言おうものなら

そんな人いるわけない

と総攻撃を受ける

 

そもそも

全ては仮定の話であり

私は

好きになった男が好きな人である

 

そこには

条件などないし

自分がどう感じるか

ただそれだけの話であり

そのような議論をすること自体が

ナンセンスだとも

思っているのだが

 

職場での女子トークが始まると

加わらざるを得ないこともある

こと

上司からの話であれば尚更だ

 

どっちだって良いじゃないですか・・

 

もう

そんな話をするよりも

さっさと仕事を片付けて

定時に帰りたい

 

女子らしい思考を持てないために

周りから異質に見られている

と感じることもあるが

私は私で良い

それ以上でもそれ以下でもない

 

二者択一の話よりも

仕事の話の方が興味があるし

お宅のご主人の話よりも

金属バットの友保の話をしていたい

 

間違っているのかもしれないが

無理をしてまで

話の輪に加わりたくはないので

誰にも気づかれないように

誰も傷つけることがないように

そっと

その場から立ち去る

 

そして

自分の好きなことを考えて

1人思いを巡らせている

 

両方でも良いでしょう

そもそも

仮定の話なのだから

 

そもそも

人間なんて

他人の事など興味はないのだから

 

ありもしない仮定の話で盛り上がる

そのコミュニケーションを

今の私は受け入れることも

楽しむことも

できなくなっていた

 

まるで

息子の反抗期がうつったように

世間に対する反抗心が沸々と湧いてくるのであった