ケアマネの私とオフの私の日記

書くことで気持ちの整理をしていきたい。。

いつもの・・への喪失感

いつもそこにあるという安心感

いつもと同じという安堵感

いつもそこにいるという信頼感

いつもそうだよねと共有する満足感

 

それらは

私にとって恐怖でしかない

 

いつも・・・なんて

そのいつもが

いつもでなくなった時の

喪失感に

何度も胸を締め付けられてきた

そんな思い

もう二度としたくはないから

 

 

休日のルーティンは決まっている

いつものルーティンだ

 

朝起きて

何も食べずに

とりあえず

日が昇る前に走りに出かける

 

折り返し地点の

神社の百数十段の階段は

真ん中に手すりがあり

右と左に分かれている

毎回

同じ側の階段を上りたくないので

上る際も下りる際も

日によって左右を変えている

 

いつもこっちから上る等という

いつもを作りたくないから

あえて意識して違う道を選ぶ

 

朝のメイク時

眉を書くときに

左右描き始めの順番を変えている

いつもを作りたくないから

 

たまには

毛先にカーラーを巻いて寝る

朝起きたらくるんとして可愛いし

いつものヘアスタイルでいたくないから

 

意識して

いつもを作らないようにしている

 

そうすることで

ある日突然

いつもの・・・が消えてしまっても

慌てないように

備えている

 

あえて

いつもと違うことをして

ある日突然

信頼していたものが消えてなくなっても

怯えずに対処できるように

心を鍛えているつもりだ

 

それは

本当の私は

とても臆病だからなのだろう

 

永遠に続くものなんてないと

気づいてしまったから

 

いつもの・・・を信頼して

いつもの・・・に安心感を持っていても

それは

永遠には続かない

 

自分を含め周りのものは

少しずつではあるが

確実に変化していく

同じ状態が続くわけがないのも

分かっている

 

お気に入りの洗濯用洗剤があった

しかし

販売停止になった

いつものあの良い香りは

もう二度と香ることはできない

 

モノについても

いつもの・・は危険だ

 

父はいつも私を可愛がってくれた

しかし

今はそれもかなわない

 

父はいつも私の味方だった

しかし

父はもういない

 

父と私の間にあった

いつもの・・・も

もう二度と共有することはできない

 

人との間での

いつもの・・は

私を狂わせるほどの恐怖になり得る

 

ランニングコースで出会う

民家の室内犬2匹

手を振って通り過ぎるのが

いつもの

楽しみであったが

ここ最近は見かけない

 

もちろん動物との間でも

いつもの・・は

喪失感を生む

 

私はなんて臆病なのだろう

 

いつもの・・・

を失った際の

喪失感を乗り越える自信がないから

あえて

いつも違うことをして

いつものを作らないようにする

そうすることで

精神的に不安定になることもある

 

いつも落ち着いて過ごしていれば

いつもの・・

がなくなったくらいで

大したダメージもないのかもしれない

 

みんなが・・

も苦手だ

 

みんなって誰?

 

何に対する反発心なのか

自分のことながら理解できないが

自分を愛するために

自分のマイナスの部分にも目を向けて

受け止めていく必要があるのだと思っている

 

私は

いつもの・・・が苦手なんだ

というより

いつもがいつもでなくなることの喪失感が

怖くてたまらないのだ

だから

あえていつもと違うことをして

いつものを作らないようにしている

 

理由は分からないが

苦手が一つ分かり

そのことを受け止めることができれば

それで良い