ケアマネの私とオフの私の日記

書くことで気持ちの整理をしていきたい。。

正月への恐怖

お正月は苦手だ

 

ここ何十年と仕事柄

お正月も出勤しており

世間が初日の出だ

初詣だとにぎわっている頃は

もくもくと作業をしていた

何とか知らない顔をしてやり過ごしてきたが

心の穴が

ばれやしないかとひやひやもしていた

 

子供の頃は

まだ昔ながらの親戚が集まる風習もあり

お正月が苦手なんて感じた記憶はない

末っ子だった私は

決まって父と二人神社に行き

早々に遊びに出かける姉たちが羨ましく思えた

母も仕事であり

建築現場に向かう軽トラの横に乗って

長期休みを過ごしていた

 

年越し

 

クリスマスが終わると一気に

世間がそわそわして

テレビやお店もお正月ムード一色になる

今どき元旦からスーパーは営業しているが

まとめ買いをしたくもなる

 

結局

なんだかんだで周りに影響されて

反応してしまっているのだ

周りがそわそわするから

自分も落ち着いていられない

何だか分からないけど

怖い

 

そんな私を知ってか知らずか

職場で向かい合わせの机に座る男性は

12月も中盤から毎日のように

今年もあと〇日だね

とカウントダウンをしてくれる

 

いつものように日付が変わるだけなのに

いてもたってもいられなくなる

 

きっとまた

いつものように太陽が昇るだけなのに

なぜだかとても怖い

 

どうあがいてもどうなりようもないことなのに

ただただ怖い

 

この恐怖の正体は分からない

何かが変わりそうで怖いのか?

だとしたら

1日だって同じことはないのに

世の中は無常だって

そんなこと分かっているのに

 

職場の女性上司も同じく

「お正月は餅をつかないとね

 きんとんって何を入れて作る?

 おせちも大変よね 

 うちのお父さんがさぁ・・・」

ただ聞いてほしいだけなのだろうが

否応なしにお正月モード全開で

語りかけられることになる

 

 

やはり

私は周りに反応してしまっている

だけなのかもしれない

私は私でいいのに・・・

 

職場でもお正月への追い打ちをかけられ

今年こそはもう恐怖で乗り越えられないかも

そう思っていた

 

でも

 

同じように苦手だったクリスマス

を克服できたように

あなたのおかげで

お正月も平気になりました

 

ありがとう

 

本当に私は周りに影響されて生きている人間だと

そう感じた

何の根拠もない大多数の者が信じる方を信じ

それらと同じでない自分はダメな人間だと決めつける

同じである必要はないのに

どこか無意識に

平均的になろうとしていたのかもしれない

 

もう何も恐れずに

私は自分がしたいことをする

もうお正月なんて怖くない

 

目の前で起きたことに対処するだけで良い

分からないことを考えて悩んでいても仕方がないし

そんな暇があったら

もっと楽しいことを考えていたい

 

私は私でしかないのだし

何も怖いことなんてないのに

周りに影響されて反応しても

良いことはなさそうだ

 

自分に正直に生きて行こう

それでいいのだ

きっと大丈夫