ケアマネの私とオフの私の日記

書くことで気持ちの整理をしていきたい。。

お笑い第七世代

おしゃべりシーフード

ポンポン

 

バラエティ番組での

お笑い界の大御所と若手お笑い芸人のトーク

彼らからすると自分の親より年上で

何世代違うのだろうか・・

彼らが誰に何に憧れてお笑い芸人を目指すのかは

計り知れないが

最近はお笑い第七世代と呼ばれ注目されているのは確か

 

先のM-1グランプリにもお笑い第七世代が出場

一組目のコンビが審査を受ける場面で

同じくお笑い界の重鎮審査員のコメントを途中で遮り

座り込んでしまった姿を見て

否定されたようでショックを受けたのは十分に分かるが

とても残念だった

見るからに未熟さがあふれ出ていて

自分の事だけを考え テレビに映っているのに

TPOが分からない 失礼極まりないなぁ

と気持ち良いものではなかった

おそらくMCもそのような面持ちで場をつないでいるように

見受けられた

 

相手が話しているときには最後まで意見を伺う

そんなこと

社会人として当たり前だと思っていたが

まして自分たちのために意見を述べてくれている

審査員の言葉を遮るなんて・・・

 

おしゃべりシーフードとお笑い第七世代のトークでも

序盤は彼らなりの距離の取り方があり

どこか引きでシーフードを見ていた

しかし

後半 彼らにMCをさせてみたくだりでは

何気なく回しているトークも深い策略があり

それを口頭で説明したシーフードに

深く頷く彼ら

 

後ろを見ていても話を振れるのも

計算のうち

 

いい人を保険にすることなく地で行ってほしい

そこを想像して判断するのは視聴者だから

 

夜中でもLINEは即既読しレスポンス

テレビもラジオも常にチェック

 

もう古い笑いだ

いつまでお笑い界に居座るのか

若手が育たないじゃないか

なんて

匿名の時代では厳しい意見も飛び交うが

そんなおしゃべりシーフードの裏側を見た彼らは

後半 明らかに目が輝いていて

尊敬のまなざしを向けているのが

テレビ越しにも伝わってきた

 

もしかすると

そんな芸人の努力の裏側なんて

一視聴者は知らない方が良いのかもしれないし

それすらテレビ用に作られた世界かもしれない

 

としても

何となく反発してとんがっていた彼らが

シーフードの姿に 影の努力に

気が付き共感できたとき

成長の瞬間を見たようで

なんだかとても嬉しかった

 

日常でも

なんで今の若い子は分からないのかな

なんてことも多いが

お互いに寄せていくことで

何か通じることがあるのかもしれない

 

あの上司のやり方嫌だな

なんて思っていても

その内面や理由を知れば

尊敬してしまうこともあるかもしれない

 

多くの者は表面のある一部分しか見えておらず

自分の狭い尺度で判断し

その裏側にある事柄にまで目を向けることもない

 

多くの者は認めてほしい褒めてほしいの一心で

自己主張に走り

相手を認めて褒めることを忘れがちだ

 

おしゃべりシーフードが

無理に若い言葉を遣ったり

どんな話題にも入っていくのは

どうなのかな?と思うこともあるが

逆に

若手に嫉妬して意地悪をすることなんてないし

否定もしない

面白いときにはしっかりと褒めて笑う

むしろ

無茶振りであっても若手1人1人の特徴を捉え

上手いこと話を振っていっているようにも見える

 

それこそが 本当の大人なのかもしれない

 

できないのは当たり前

誰にも気づかれないように自然と

育っていくように フォローする

 

一昔前なら

そんな大人の後姿を見て学んでいたのだろうが

お笑い第七世代には

かみ砕いて説明した方が良いのかもしれない

 

そして

M-1一組目の失礼な対応に

多少なりとも憤りを感じた自分を

恥ずかしく思った

それじゃ 彼らと一緒ではないか

きっと おしゃべりシーフードは

そんな場面でも

うまいこと笑いに変えて彼らを導いたことだろう

 

世の中にはいろんな価値観があり無常ではあるが

そのバラエティ番組を見た夜は

おしゃべりシーフードの偉大さを噛みしめたのであった

 

私も

頑張らナイトプール パシャパシャ である