ケアマネの私とオフの私の日記

書くことで気持ちの整理をしていきたい。。

反応

Amazonから

頼んでいた本が届いた

 

「反応しない練習」

 

毎朝通勤途中の車中で

信号待ちの間に

パラパラと目を通す

朝のこの僅かな時間は

通常の何倍も頭に入ってくる

 

 

今していることに

意識を向ける

 

囚われていることのほとんどは

頭の中で回想していることへの反応であり

今起こっていることへの反応ではない

そんな妄想に近いことに囚われる暇があれば

今何ができるのか考えた方が

よほど有用であり

前向きである

 

いちいち評価したり反応する必要はない

評価する暇があれば

どのように進めていくのか考える方が

よほど建設的であり

評価したところで何のメリットもない

 

私は

いつも何かに追い立てられて

常に次の行動ばかりに目が行き

「今」

を生きてはいないし

「今」

を感じることすらできなくなっていた

 

「今」

を意識的に感じる練習をする

それは簡単なようで

意外と難しいものだった

 

私は今車の運転をしている

私は今頭の中で過去を振り返り落ち込んでいる

私は今お腹が空いている

私は今頭の中で回想し怒りを感じている

 

1日の大半は

頭の中で回想したり妄想したり

現実に目の前のことに対する反応よりも

そちらへの反応が多いことに気づく

 

ということは

いつも楽しいことばかり考えていれば

怒りを感じることもないし

ワクワクしていられるかも

余計な心配は無用で

根拠はなくとも良い方向に解釈することも

何ら問題はない

 

実際目の前で起こっていることは

意外と大したことでもなく

いつしかそれが妄想のように膨らんでいき

独りよがりな偏った解釈で熟成された際

自分で自分を苦しめているのかもしれない

 

 

あなたと私は同じである必要はない

同じである訳がない

 

私は走りやすい好きな靴を履くし

寒ければ支給された制服を重ね着する

仕事には全力を注ぎたいと思っており

遊びに来ている訳ではないので

世間話や自慢話なんて興味はないし

自分のプライベートを

理解して欲しいとも思わないので話はしない

仕事の話はとても有意義で興味津々だか

今日のおかずやご主人の話に

相槌を打つのにもうんざりしてしまう

終業時間を迎えたら

帰ります

 

片田舎の福祉施設

まだまだ昔ながらの風習や

人間関係が残存している

年号は変わったのに

この狭い世界は昭和そのもの

 

◯◯ちゃんは髪の毛アップが似合うから良いよね

私は似合わないもん

 

あれ?靴変えた?

私もベタ靴探してるんだ

 

ねぇ

あの子だけ掃除しないのおかしいよね?

 

皆で

一緒にした方が良いよね

 

確認しておいてね(皆といっても2人だけ)

 

いつのまにか

私と似たようなフラットな靴を履いて来られ

私よりも少し早く出勤されるようになり

私と同じ色のストールを巻き

お孫さんのことを息子さんのように語られる

なによりも

皆というワードへの拘りが強く

同調圧力が半端ない

 

私はこう思う

 

あなたと私は同じでなくて良い

むしろ

あなたにはあなたにしか醸し出せない

大人の魅力があるのだから 

そのままで良い

私や周囲の者と比べる必要はないし

競うことに何の意味も価値もない

こちらに寄せて来られるほど

残念でならない

そのままで良いのに

 

反応しないこと

 

簡単なようで

実は難しい

その術を手に入れることができたら 

もっと生きやすくなるのかもしれない

 

人の評価はどうでも良いじゃない

まして

自分で自分を評価する必要もない

人の目を気にしていたって

全ての人間に好かれる訳がない

人と同じでなくて良いし

当たり前のことだ

 

「今」を感じる

 

私は今久しぶりに1人梅酒を飲んでいる

私はまた回想しながらこの記事を書いている

そして

勝手に自分で脚色しているであろう事象に

反応してしまっていた

 

まだまだである