ケアマネの私とオフの私の日記

書くことで気持ちの整理をしていきたい。。

戦隊ヒーロー

とあるお客様宅を訪問した際

ひ孫ちゃんが2人遊びに来ていた

 

1歳くらいの女の子と

4歳くらいの男の子

 

男の子は

元気よく挨拶をしてくれた

 

息子の幼いころを思い出す

 

今は反抗期も終盤に差し掛かり

もう見た目は大人

まだ中身は子供・・・

なのだが

 

確かに

誰しもに幼少期はある

 

娘さんによると

コンビニで

戦隊ヒーローのスタンプラリーをしており

今からコンビニ巡りに出かけるという

 

 

戦隊ヒーロー

 

〇〇戦隊

〇〇ジャー

 

小学校就学前頃の男の子たちは

かなりの確率で

戦隊ヒーローに

夢中になるから不思議だ

 

変身ベルトを欲しがり

 

トーッ

と雄たけびを上げながら駆け回る

 

時には

ポーズを決めて変身したり

後ろから攻撃を仕掛けられる

 

息子も

世間一般の男の子同様

戦隊ヒーローにはまっていた

時期があった

 

その頃にも

何となく腑に落ちなかったのだが

なぜ

戦隊ヒーロー

が一定の年齢層の男の子に

支持されるのだろうか?

 

企画制作しているのは大人であり

ストーリーを構成するのも大人

内容も

時には恋愛っぽい場面もあったりする

 

なぜだろう?

 

〇〇ジャーのどこに魅かれて

男の子たちは

こぞって真似をするのだろう?

そして

それは高校生でも中学生でもなく

小学校就学前後の男の子たち

 

主人公は

おそらく青年なのか高校生くらいなのか

同世代の男の子が主人公でもないのに

同調する何かがあるのだろうか?

 

なぜなんだ?

 

それは

女の子向けの番組にも当てはまる

 

小学校就学前後の女の子たち

カラフルな髪の色の主人公たちが

各々のイメージカラーに変身する

色々な道具を使って

くるくる回りながら

キラキラ輝きつつ変身する

 

そんな番組を企画制作する大人たちは

その年代の子供たちの興味するところを

しっかりとリサーチして

制作しているのだろうか?

 

大人たちの意図したとおりに

その年代の子供たちは

戦隊ヒーローや

美少女戦士にはまってゆく

 

日曜の

あの時間帯の

あのテレビに・・

 

変身グッズが販売されて

現実に手に入れることができるのも

魅力なのだろうか?

 

悪を倒して正義が勝つ

そんなセオリーが

魅力なのだろうか?

 

小学校高学年頃になると

その熱も冷めていくようだが

それは

人間の発達段階と

何か関係しているのだろうか?

 

さらに考えていくと

某放送局の親子番組や歌番組

赤ちゃんや幼児が出演したり

体操をしたりする

その番組に興味を示すのも

やはり

ターゲットとされている乳幼児だろう

制作者の思う通りの視聴者獲得

乳幼児の発達に応じた内容という点では

戦隊ヒーローに比べれば

その年代に支持されるのも頷ける

 

いや

大人になっても

戦隊ヒーローのファンは

大勢いるだろう

それはまた別の話

 

ショッピングモールで

戦隊ヒーローショーがあると聞いては

レジャーシート片手に場所をとり

長い列に並んで

写真を撮ってもらった

 

一昔前のヒーローの

変身ベルトではごまかしがきかずに

最新ヒーローのものを要求された

 

食器や水筒にお弁当箱

Tシャツにパンツに至るまで

戦隊ヒーロー一色だった

 

確かに

誰しもに幼少期はある

 

そんな時期を通り過ぎて

今となっては

ほっと一息

 

後ろから攻撃されては

ひとたまりもないから・・

 

成長してゆくにつれ

興味も移ろってゆく

 

私もそうであったように

 

同年代の者は

似たようなものに興味をもつから

不思議だ

 

学校で毎日顔を合わせて

集団行動をしているうちに

同調してしまう何かが働きかけるのだろうか?

 

私も

ビービー弾を体に投げつけると

本当にテレポーテーションできると

思って遊んでいた

 

新体操選手のように

リボンをひらひらと体の周りで回すと

変身できる気でいた

 

実は

今でも仕事の移動中に

1人になる時間に

そんな気持ちになることがある

 

すると

何だか楽しくなって

1人でニヤニヤしながら

鼻歌を歌ったりする

 

なぜ

戦隊ヒーローが彼らに支持されるのか

理由なんて分からないが

少しでも

毎日を

楽しく面白く過ごしていきたい

そう思っている

 

今の積み重ねが未来になるから

 

もしかすると

いつか私も

変身能力を身につけることができる

かもしれないし

世の中

何があるか分からないから

いつ変身しても対応できるように

常に備えておこうと思う