ケアマネの私とオフの私の日記

書くことで気持ちの整理をしていきたい。。

シンデレラフィット✨

シンデレラのガラスの靴のように、何かと何かがぴったりとフィットすることを「シンデレラフィット✨」というらしい。何だか素敵な響きに聞こえる。

 

役所に出かけ、普段より人が多く、手持無沙汰に周りの景色を眺めていると、鉄筋造りの大きな柱の横に、昔ながらの戸棚が配置してあるのが目に入った。よくよく見ると、柱の出っ張りと棚の奥行がピッタリだった。

 

シンデレラフィット✨

 

お弁当の卵焼き、何気なくカットしてお弁当箱に詰め込むと、ちょうどよい高さで空きスペースにピッタリと収まった。

 

シンデレラフィット✨

 

100円ショップのカゴを目検討で数個購入し、戸棚に入れ込むと奥行きも幅も高さも、ピッタリと収まった。

 

シンデレラフィット✨

 

パズルがすっとはまり、さもそこに以前から存在していたような一体感。なんだかとっても気持ちが良い。

 

昔の大工さんはノミで木を彫り、釘を使わずに木と木を組み立てていく。まさに、職人技。寸法を測っているのかもしれないが、町工場で歯車を作っている職人さんも、畳職人さんも、長年の勘がはたらいているのではないかな。言葉では伝達できない、その道を究めた者の感覚、第六感。

 

Society5.0を知ってから、この先の世界にワクワクしている。日々の出来事で、あんなこともこんなこともAIを使って便利になるかもと身近に感じる。

 

なんとなく、ただなんとなくだが、この人間の持つ第六感、目に見えない気?のような、虫の知らせのようなモノ。それを目に見える形で示すのがAIなのではないのかな?膨大なデータに基づき瞬時に最善策を提示するであろうAI。実は、人間も長年の経験の中で蓄積した経験値を無意識に弾き出し、ふと最善策が頭に浮かぶ。根拠はなく理由の説明もできない単なる思い付きなんて表現するが、実は人間の経験値に基づいた科学的な分析結果なのではないか?AIがデータを喰って成長するように、人間も歳を重ねて経験値を積み重ねて成長しているってこと?

 

シンデレラフィット✨も実は、膨大なデータを分析した人間の第六感であり、あるべきものをあるべきものと無意識に組み合わせているのだとしたら・・

 

もしかして、モノに限らず人と人との間でもいえるかもしれない。

人と人との場合は、最初は不具合があっても、工夫して譲り合って時には妥協してシンデレラフィット✨に持っていくこともできるのかもしれない。