できない理由や言い訳を探す時間は
もったいない
見つかったところで
その先はない
そこから動けなくなるだけだ
どうすればできるのか?
それを考える方が
よほど建設的でしょう?
そう私は思う。
…
高1になった息子との会話
「来週、ロードレースなんだ。10k走れるかな?長距離走のどこが楽しいのか分からない。今日、バスケしたから、本気、筋肉痛だし。筋肉痛ってどうすれば良くなる?明日、体育だし、痛くて走れない。」
今日から毎日走って、少しずつ距離を伸ばしてみたらどう?長距離も、自分に向き合うような気持ちで、風を感じて楽しいものだよ。筋肉痛に、即効薬はないし、とりあえずしっかり栄養摂ってみれば?筋肉痛の時に、さらに運動すると、筋肉が付くって聞いたよ。チャンスじゃない?
「筋肉痛の時は、痛くて運動できないし。毎日、走って本番で筋肉痛になったら、本気ヤバイじゃん。もう間に合わないし。僕、短距離の方が好きだし。なんかサプリないかな?」
プツッ
なぜ、やってもみないで決めつけるの?君の経験値はまだ予測して判断できるほどないと思うよ。やってみなよ。できない理由ばかり並べて、言い訳のように聞こえるけれど、自分に言い訳して、そうやって何もしないで生きて行けばよいのよ。君の人生だからね。私は、そんなのいやだな。
そこから、いつものように言い合いになり、彼に意見したことを反省する。
もう何も言うまい。
彼が気づくまで見守ろうと思っていたのに、聞かれるとついつい諭したくなる。
いかん、いかん。
後ろ向きなことばかり並べられ、こちらの提案を否定されることが、私の怒りのトリガーだと気づく。
いつだって、前向きであってほしい。その方が、ワクワクするから。
体操のとある選手がインタビューにて
「東京オリンピック、8割程の人ができないと思っていることが、残念です。どうやったらできるのか皆さんと考え、どうにかできる方向に変えてほしい」というようなコメントをされていた。
この言葉
今の彼にそのままプレゼントしたい。