satoimo's diary

人生も折り返し地点を過ぎた。自分を大切にするためには...

サウナボーイ

私の住む地方都市の銭湯は、ほぼ温泉だ。

もちろん、サウナもある。

 

何故だか

最近息子が一人で温泉に行くようになった。

ただ、歩いて帰宅するのが億劫らしく、送迎を要求してきた。

 

私もたまには温泉行きたくなり、一緒に行くことにした。

1時間後に出ようと時間をあわせる。

なんだか新鮮な感じだ。

 

彼が幼い頃は、よく一緒に温泉に入るものだった。滑るから危ないと言っても、走り回り、彼を置いてサウナに入る事もできなかったが。

 

どうやら、先輩のインスタにサウナ関係の投稿が多いらしく、サウナでの「ととのう」に興味を持ったらしい。

温泉に入るマナーにも興味があるらしく、マナーを検索し、現場で試しているようだ。

 

何も知らないところから、興味を持って体験して試して経験を知識を積んでいく姿は、良いものだ。

 

たまには、知らないおじさんに怒られても、いいじゃないか。それも勉強。世の中、良い人ばかりではないし、正義が必ずしも正しいとは限らない。同年代の中で過ごしていては、気がつかないこともたくさんあるだろう。

 

1人で何かするということができて、嬉しく思う。

 

温泉に行った翌日は、眠りが深いらしくなかなか朝起きられない。まったく、その点はまだ子供だななんて思いながら、彼の枕元に目をやると、スマホケースの背面にステッカーが挟んであった。

 

サウナボーイ

 

!!

 

なんだか微笑ましくなり、笑ってしまった。

 

後日、その話をすると、私にもステッカーをくれた。

 

サウナガール

 

!!

だよね。

ありがとう。