satoimo's diary

人生も折り返し地点を過ぎた。自分を大切にするためには...

ストレスフリー

季節やコロナ禍の影響もある。

なんだか疲れが取れなくて、気分も沈みがちなここ数か月。こういう時には何もしないに限るのだが、あまりにも長丁場になりそうで、ちょこちょこ試すことにした。

 

気分転換を・・・

 

・温泉入浴 ☆☆

 久しぶりに近所の銭湯(温泉)に行くと、お客さんもまばらでちょうど良い。料金は値上がりしており久しく行っていないことを実感。サウナと水風呂を繰り返し整え、生ぬるいプールでバタ足をした。でも当分行かなくても良いかな。

 

・マックのソフトクリーム ☆☆

 ワッフルコーンを選択。久しぶりのバニラソフトクリームのミルクの濃厚さを味わう。一回目は感動。調子に乗って二回目は普通かな。

 

・映画「グリーンマイル」☆

 録画していたものを鑑賞。内容が重たくて逆に疲労感が残る。

 

・インテリアフレグランスセット ☆☆☆

 無印でフローラルを購入。スティックを差し部屋の入口に置くと、ほどよく良い香りが漂う。癒される。

 

・1人カラオケ ☆☆

  2時間で精一杯だった。案外と体力消耗あり。もう暫くは勘弁かな。1人で面白いけど。

 

・チーズケーキ ☆

 ベイクドチースケーキが好きだ。2割引をホールで購入し美味しかった。でも食後の罪悪感が☆一つかな。

 

・敷き布団購入 ☆☆

 布団丸洗いも試みるが、思い切ってニトリで洗える敷き布団を購入した。なかなか良い。清潔って気持ち良い。

 

・晴れた日の洗濯  ☆☆☆

 つかの間の晴の日、早朝から5回は洗濯機を回した。取り込むのは大変だが、やはり綺麗になると気持ちが良い。

 

・レバー煮 ☆☆☆

 この疲れは鉄分不足だと考え、レバー3パック分を甘辛く煮付けて、朝晩と食す。3日でなくなり、また調理する。もれなくついてくる心臓はどうも苦手で、神様に謝りながら廃棄した。お腹にずっしり来て多少元気が出た気がする。

 

などなど試してみたが、☆五つには及ばず。

職場の少し年上の女性へ気分転換について尋ねてみた。

 

「読書かな。何かを詰め込んだら、頭の中の物を追い出せるのよ。いや、でも一番はストレスを溜めないことだと思う。あの○○さんみたいにね」

 

そう言って、私を「さといも」と名付けた彼女の話になった。

 

彼女は80歳を過ぎ、例のアナグマが出没する猫屋敷に1人暮らし。万年床には足の長い虫が生息し、夜な夜なアナグマと戦うため昼間は爆睡。いつ訪問してもトイレに行く以外は横になっているが、煙草だけは切らしたことはない。まれに立膝をついて煙をくゆらせている。一時、関係が悪くなると、こちらめがけて殺虫剤を噴霧する。「バカヤロー、帰れっ!!私の生活を変えるな、邪魔するな!」

 

誰が見ても不衛生な劣悪な環境で生活しており、夏場には全身虫刺されで真赤になりながらでも、「この生活が望んだ生活だ」との一点張り。

 

そんな彼女がアナグマに噛まれても感染症にもならずに長生きしているのは、「ストレスがないからだ」と女性は言う。

 

「ストレスフリー」

 

誰が見ても結構なストレスであろうあの環境も、彼女にしてみればストレスフリーだと言う事か。確かに彼女を見ていると、自分なんてちっぽけで大したことないと思える。

 

なーんか、真面目に考えちゃってバカみたい。

 

彼女みたいに自分の好きなように生きる事が私にもできるかな。

 

ただ、彼女自身はストレスフリーでも、毎月訪問して真赤な虫刺されを繰り返し、罵声を浴びせられる私にとってはストレスである。

 

もっと色々、気分転換の方法を試してみるとしよう。