satoimo's diary

人生も折り返し地点を過ぎた。自分を大切にするためには...

医師の一言

高齢の方に限ったことではないかもしれないが、主治医からの一言は相当重みがあり、絶大な影響力を持つ。確かに先生方は私どもでは到底及ばない医学的知識を持ち合わせ専門的見地から的確な診断をされているのは存じている。

 

しかし・・・

言い方が・・・

 

主治医の一言で

糖が上がるからと必要以上に食事制限し体重が減少している方

 

主治医の一言で

一人暮らしへの自信を喪失し施設入所が頭から離れず、囚われてしまっている方

 

主治医の一言で

他の病院にかかることはあってはならないことと認識している方

 

主治医の一言を私たちケアマネは覆すことはできない。

何らかの深い意図を持っての発言であろうが、その診察室での一言で、彼らの日常が一変していることをご存じないのかもしれない。

 

数字だけ説明されても納得できない。

もっと検査してほしといっても無駄と言われればなすすべもない。

身体的に異常はなくとも、気持ちが治癒されないと、どこか具合が悪い気がするものだ。

 

コロナ禍で医療がひっ迫しているのは事実。診察してもらえるだけでもありがたい。

欲を言えば

そう時間は要しないのだから、少しだけ感謝さん寄りの声かけをしていただけたらと思う今日この頃である。

あくまでも欲を言えばの話だが。