ケアマネの私とオフの私の日記

書くことで気持ちの整理をしていきたい。。

掃除

「あの子も事務所を使うのに

 朝、掃除しないのって

 おかしよね?

 でも

 働き方改革

 勤務時間前の掃除は強制できないから

 早く来るようには言えないらしいのよ

 どう思う?」

 

長年の慣習で

勤務時間前の掃除が行われる我が職場

ベテラン勢は30分以上前に出勤し

事務所やロビーの掃除をする

若手は就業数分前に出勤したり

事務所を使うが掃除をしない者もいる

 

私は

車通勤で遅刻したくはないので

早めに出勤し

特に何も考えずに掃除をし

早々にその日の準備にとりかかる

 

「ねぇ

 おかしいよね

 掃除をする人が決まっているし(ベテラン勢)

 自分たちも使う事務所なのに

 何も思わないのかな?

 ねぇ

 どう思う?」

 

と女性上司

 

正直

私は

何とも思っていなかった

 

むしろ

1人で掃除をした方が早く終わるし

1秒でも早く仕事に取り掛かりたいから

さっさと掃除を済ませたい

遅刻したくないから

早めに出勤しているだけで

掃除をさせられているのではなく

自分のためにしている

 

誰かが掃除をしないのは不公平

なんて

考えたこともなく

そう思っていたんだ

少し驚きもした

 

上司は嫌々掃除をしていたのか?

皆一緒に掃除をしないと不公平だと?

 

「すみません

 正直

 私はあまり気にしていませんでした

 掃除するのも嫌じゃないし

 たぶん

 彼女らも気にしていないのではないでしょうか?」

 

「・・・」

 

世代間のギャップもあるだろう

人の背中を見て仕事を覚えろとか

先輩より早く出勤するものだとか

そのような意識は

確かに薄れているのを感じる

 

それでもいいじゃない

 

人がどうであれ

仕事をしに行っているわけであって

誰が掃除をしようとしまいと

大した問題ではないし

上司のように考えている人に気が付かないんだな

と思うくらいで

それについての意見も異論もない

 

人が何を考えてそうしているのか

なんてことに

心を悩ませても仕方のないこと

どう考えても

分からないものであり

分かったとしても

どうすることもできないのではないか?

 

とるに足らない問題である

 

 

「事務所ばかり

 いただき物のお菓子を配って

 おかしいよね?

 同じ職員なのに

 ねぇ

 どう思う?」

 

「そうですねぇ・・・」

 

食べ物の恨みは何とかというが

私はお菓子をもらいたいとも思わない

こちらに回ってこなくとも

大した問題ではないし

お菓子をもらいに

仕事に行っているのではないから

悪いが

人はどうでも良い

私は

一分でも早く帰ることができれば

それで良い

 

私40代前半

上司50代後半

掃除をしない者30代後半

 

年齢的な考え方の相違なのか?

 

 

これも長年の慣習で

皆が帰るまでは

自分の仕事が終わっていても

帰る者はいなかった現在の部署

 

以前は一人部署でもあり

定刻に帰宅できるよう

仕事に没頭していた

 

部署移動当初は

やはり上司に勝手に気を遣い

言われてもいないのに

付き合いでサービス残業をしていた

仕事ならまだ良いが

終業後の話に付き合うことも多かった

 

数か月後

自分の仕事が終わったら

笑顔で挨拶し

上司よりも先に帰宅するようにした

 

そうするうちに

いつしか上司も

「今日は〇〇だから先に帰るね

 ごめんね」

という日が増えてきた

 

「ごめんねなんて

 とんでもない

 時間過ぎているのだから

 当たり前ですよ

 お疲れさまでした」

 

もちろん

自分の仕事が終わらない日は残業をする

 

上司は

皆一緒を良しとする方で

良く相談にも乗ってくださる

半面

皆一緒でなければ

嫌悪感を抱かれるのだろう

 

その考えを否定するつもりはない

 

私は

仕事をしにきているわけであって

掃除をするのも嫌ではないし

お菓子も必要ない

時間になったら帰りたいし

皆一緒じゃなくて大丈夫であって

友達ではないので

あまりプライベートな話をしたくはない

1人でも平気だし

一刻も早く家に帰りたいんですよ

とうメッセージを

どことなく送り続けている

 

 

そんな人だよね

と思われたらしめたもの

 

今までなら

気になっていた些細なことが

気にならなくなってきており

少しずつ

自分でも

生きやすくなってきているのを感じる

 

無理に人に合わせる必要もないし

相手を傷つけないように

距離を測っていれば

お互いに不快感なく過ごせるような気がするから

 

これからも

やりたいことをやるし

やりたくないことは無理にしない

 

自分の気持ちに正直に

今できることをやっていく

 

ただそれだけ

 

自分の機嫌は

自分でコントロールできるようになって

いつもご機嫌で過ごしていたい