ケアマネの私とオフの私の日記

書くことで気持ちの整理をしていきたい。。

「ウイルスの次にやってくるもの」

ネット注文していた品物が届いた。何が入っているのか分かってはいるが、段ボールを開封する時には年甲斐もなくドキドキ、ワクワクしてしまう。品物は丁寧に薄い紙に包まれ、注文した覚えのないものも入っていた。「ん?」社長からの直筆メッセージがプリントされた透明なビニール袋に入った3枚の使い捨てマスクだ。予想外の出来事に心がポッと温かくなった。社長、ありがとうございます。

 

毎月、訪問看護事業所から報告書と計画書が封筒で送られてくる。その切手は毎回異なり、季節のものだったりする。それだけでも十分素敵なのだが、さらに毎回一筆箋に直筆のメッセージを添えてくださる担当の看護師さん。もう私は彼女にノックアウトだ。年末には、個包装のほうじ茶ティーバッグが同封されていた。プリントされた三毛猫にも癒される。看護師さん、ありがとうございます。

 

焼きたてのパンが並んだパン屋さん。今はそれこそ個包装され、その香りを楽しむことはできないが、パン屋さんの雰囲気が好きた。そのパン屋さんの一角に、昔懐かしい瓶に入ったコーラとオレンジジュースも置いてある。そのコーラを購入すると、アラ還とお見受けするベテラン女性店員さんが、実にスマートにその場で栓抜きで栓を開けてくださった。ふいな出来事にこちらも驚き、感心してしまう。「さすが」その心遣いと、お客さんの先を見越した対応に恐れ入った。パン屋さんの店員さん、ありがとうございます。

 

 

日本赤十字社】のyoutube「ウイルスの次にやってくるもの」 を見た。

 

ウィルスの次にやってくるもの、それは・・。まるでハリーポッターに出てくる何とかの箱のようだ。その箱めがけて呪文を唱えると、たしか自分の中の恐れるものが現れる。その恐怖の対象を笑える存在に変えてしまうという魔法。ハリーポッターが呪文を唱えると・・・現実には存在しない、魔法をかけられて見せられている恐ろしいものが飛び出した。まさに、それは各自が勝手に作り上げて膨らませていっているものだと思う。

 

自分で自分を恐怖に陥れてしまう恐怖。先の見えない恐怖。誰かのせいにしたい心境。でも、どうしたってこの先どうなるのか分からないし、誰かのせいだ!となったところで、何の解決策にもならない。この現実は変えようがないのだから、受け止めるよりほかない。ほんの些細な幸せや、ありがとうを集めて、恐怖に囚われることなく今この時を大切に過ごして生きていきたい。

 

もちろん、正しい対策と正しく恐れることは必要だと思う。でも、メディアを通じて流れてくる情報に飲み込まれて恐怖を助長したくはない。この動画のように、たまにはメディアから距離を置いて自分を取り戻す時間も必要だと感じる。

 

日常に追われ、何かに急き立てられるように走り続けてきたが、このあたりでシフトダウンし「速度にご注意ください」と車にも注意されないように、ゆっくり進みたいと思う。

 

そう、あなたと一緒にいるときは、無意識ながら唯一ゆっくりできる時間なのだ。

いつも、ありがとうございます。