ケアマネの私とオフの私の日記

書くことで気持ちの整理をしていきたい。。

マズいって...

マズいから食べない。

 

そう息子に言い放たれ、怒りを通り越して無の境地に達した。私の大好きな野菜達は、彼にとっては大の苦手。健康を考えて、あえて野菜を多めに作ると、マズいんだと。

 

そもそも

反抗期とは言え、面と向かってマズいなんて・・私の気持ちなんて無視。いくら親子でも、冗談きついわ。どうか、これから先も他人様には、そんな無神経な事を言わないでおくれ。思うだけで言葉にしなくても良い事もある。マズいという感想にもノックアウトだが、人が悲しむ事を平気で言うことがショックだった。悲しむ事も想像できないのかも。

 

まぁよい。

100歩譲ろう。

 

ならば、彼を唸らせる美味しいご飯を作ることが、私にできる反抗だ。今に見ていろ。

 

図書館でお弁当の本を借り、毎日インスタで人様の料理の映像を見るようになって思った。

 

料理も進化している。なんだか、今までにないお皿や食材、盛り付けや彩りに、取り合わせ、写真の撮り方が今っぽいというか、鮮やかで美しく、食べるのももったいない料理ばかりだ。

 

私が子育てや仕事に没頭している間に、食の世界はどんどん進化していたのか。そうならば、確かにマズいと言われても致し方あるまい。

 

今の私には、プライドも何もない。あるがままを受け入れて、自分の小ささや至らなさを思い知り、反省し、解決すべく努力する日々。

 

息子よ、君の言う通りかもしれない。インスタにアップしても見劣りしない美味しいご飯を作れるように、私が変わろうと思う。

 

いくら私が腹を立てても、君の意見は変わらない。現に君はマズいと思うのだから、それは仕方ないことで君の自由でもあり、こちらは受け止めるしかない。それに、もう怒る元気もないし、怒っても君の気持ちは何も変わらないし、ただうざいと感じられるだけで、こちらも自己嫌悪に陥るのがオチだ。押してダメなら引いてみるとしよう。

 

私の方が大人だものね。