ケアマネの私とオフの私の日記

書くことで気持ちの整理をしていきたい。。

コアビリーフ

アンガーマネジメント

と言えるかは分からない。

 

職場の取引先の方とのこと。どうも話が折り合わず、こちらの意図が伝わらない。相手の返答も的を得ず平行線だった。

 

相手は、おっとりした雰囲気の方で、話し方もゆっくりではあるが、所々非常に失礼な物言いで、決めつけた強気な発言。穏やかに相槌は打たれるが、こちらの意向など聞き入れるつもりもないように感じる。話が先に進まない。

 

普段なら、カッと頭に血が上り、こちらも強い口調で反論するところだが、昨年末の顎骨折後(治癒はしたのだが)弱気になってしまったようで、しばらく沈黙に徹した。

 

次第に、こちらも冷静さを取り戻し、相手の口調に合わせて同じ様に返答してみる。

それは、竹中直人の笑いながら怒る人みたいな感じだなぁと、分析するもう1人の自分もいた。

 

その内に、同業者なのだから相手に分かって貰えるはずだと、こちらが勝手に期待していた事に気づく。いやいや、相手の常識がこちらのそれと同じであるはずもない。相手に理解して貰える様に、こちらが配慮すべきだった。

 

自分のコアビリーフに気づき、できるだけ丁寧に、相手のペースに合わせ、沈黙を恐れずに相手の返答を待った。

 

結果、そう悪い結末にもならず、相手を立てつつ次に繋げることができた。

 

こうあるべきなんて、こちらの決め付けであり、相手にしてみれば迷惑なこと。なぜ、こちらが苛立っているのかなんて分かるはずもない。分かる相手ならば、この様な事態には陥らない。

 

やはり、こちらが配慮しなければ。こちらこそ失礼極まりないことをしてしまうことになる。

 

自分のコアビリーフに気づく度に恥ずかしくもあるが、怒りの原因に気がつくことで、それはコントロールできることを感じる。

 

それを積み重ねて、相手にも、自分にもストレスを溜めずに程よい距離感を保ちながら、上手く共生していけるのかもしれない。