とんでもなく
不安でたまらなくなることがある。
身の置き場がなく、でも、何処へ向かうべきなのかも分からない。大抵は、自分の頭の中での葛藤であり、誰に何を言われたわけでも、急に事態が悪化したわけでもない。何かをきっかけに、自分で不安を作り出しているのも分かってはいる。
悩み事を人に相談できるタチではないし、相談できる相手も見当たらない。それ自体悩み事なのかも分からない不安の根源。
このままで良いのか?
今は動く事ができないのも分かっている。じっとしておくことしかできない事も。それが最善策である事も。
ただ、ただ
不安の波が去っていくのを待つ事しかできない。何もできない。
1人で。
そう生まれる時も、この世界から消えて亡くなる時も1人で。
何を決断する時にも1人で。
悩み事を抱えるのも1人で。
もちろん解決するのも1人で。
1人だから、思うようにする事はできる。自分で1人を選んだ節もある。
それは、ただの自分勝手な我儘なのだろうか。自分1人で選択した方向に進み、すべての責任は自分で負う覚悟を持って生きているつもりではある。
でも
得体の知れない不安は、不意をついてやってくる。誰かに、何かに縋りたい気持ちになる。
私はそんなに強くはない。
強くはないのも、仕方がない。
不安に押し潰されそうな自分を認めて、存分に不安を感じて、それが過ぎ去るのをじっと待ち、前に進むしかない。
私がしっかりしなければ、子供達に不安な思いはさせたくない。過ぎてしまえば、不安なんて大した事はないのも分かってはいる。
分かってはいても、たまに襲ってくる不安に負けそうになる。
もしかすると、時間に余裕がある時=暇な時にこの不安は襲って来るのかもしれない。
仕事に追われている時など、不安を感じる余裕なんてないもの。あれをして、次はこれをしてと目の前のことに精一杯で、不安を味わう暇もない。
そっかぁ
私今余裕があるんだ。
良いことじゃん。