ケアマネの私とオフの私の日記

書くことで気持ちの整理をしていきたい。。

医療保険に養老保険

子供が生まれた際、郵便局の学資保険に入った。

 

ついでに、自分も長男の大学進学時を満期にした貯金目的でもある養老保険に入った。

暖かい晴れた日に息子を抱っこして、郵便局に行ったのは、つい昨日のことのようだ。

 

当然ではあるが、自分も40代半ばに差し掛かり、二つの保険は満期を迎える。保険に入った際には、遠い未来のことのようだったが、着実に時は流れていたのだ。こんな未来が待ち受けているとは想像もつかなかった。

 

さて、養老保険にしか入っておらず、切れてしまえば何の保証もない。保険について考える。どうやって選べばよいのか?

 

一番必要なのは入院した際の保証だろうか。

二番目は私の葬式代。

子供たちも高校、大学を残すところとなり、今私がなくなっても遺族年金や退職金で何とかなるだろうから死亡保障は葬式代の100万で良しとしよう。

余裕があれば貯蓄目的という選択肢もあるが、子供たちが成人するまでは、毎月の掛け金は押さえたい。

 

以上をベースにネットで情報収集するが、情報が多すぎる。考えるのを放棄したくなってきた頃、母の入院に伴う保険金請求で、セールスレディさんと会う機会があった。

 

母が高齢になってから入っていた「介護保証付き終身保険

要介護2以上の認定を受けると一時金を半額受け取れ、その後の支払は免除されるらしい。残りの半額は死亡した際に支払われる。もちろん、早く入っていた方が掛け金は低額。

 

なるほど。

 

ここ最近、要介護になれば保険金がおりるからと介護保険区分変更申請を求める方がいる訳だ。

 

セールスレディさんによると、掛け金を抑えるためドル建てへ加入する人が増えているらしい。保険には、定期と終身があり、掛け捨てや貯蓄性のあるもの、いくつもの保険に加入する方など様々。

 

入院時の保証のための医療保険と、葬式代も兼ねた介護保証付き終身保険へ加入することにした。

ネットでは、もっと低額な保険もたくさん見受けられるが、何せもう考えることが面倒になってしまっていた。とにかく、入院しても心配ないように多少高額であっても、少しでも若いうちに加入しておきたい。持病があれば制約を受けるし。

 

保険の審査はセールスレディさん持参のPC、カードリーダー、何かもう一つの機器を使い自宅で完了した。セールスレディさんも同年代の方で、機器類の導入に翻弄されたらしい。ネットで加入しても良いのだが、対面で顔を見ながら対応してもらう方がよいと思うのは古い考えなのかもしれない。

 

どうか、私が亡くなるまで元気でいて保険の相談にまた乗ってくださいとお願いし、互いに健康に気を付けましょうと意気投合したのだった。

 

40代半ばに差し掛かり、着実に体力は低下している。それと反比例するように心の角が取れて丸くなり、経験値が増えていき、老化を感じることで生を感じられるような気がする。