ケアマネの私とオフの私の日記

書くことで気持ちの整理をしていきたい。。

洗濯機うんぴー事件。

ある朝、洗濯機から洗濯物をかごに移していると、洗濯槽の底に1センチ大の茶色い粒が2つ取り残されていた。その一粒をそっと手に取り、鼻を近づけるが特ににおいは感じない。その正体が何のか確かめるべく、今度は親指と人差し指で軽くつぶしてみた。

 

くさい。

 

2か月前に生活を共にし始めた子猫のうんぴーではないか。間違いない、猫のうんぴーだ。でも、なぜ洗濯機に入っていたのか?普段はシステムトイレにするので、袋に取り新聞紙にくるんで密閉式のごみ箱に入れることにしているのに。

 

押しつぶしたことを後悔しながら、ティッシュに包みごみ箱へ捨てた。

 

疑問を抱きながら、ベランダで洗濯物を干すことになる。シャツのしわを伸ばしハンガーのかけようとすると、コロンコロンと軽い音と共に足元に何かが転がり落ちてきた。

先ほど洗濯槽から拾い上げごみ箱へ捨てたはずのうんぴーだった。いや、新たなるうんぴーだ。さすがにこれはおかしい。事件だ。

 

早朝の洗濯作業で頭の回転が追いつかない中、もしやとそのシャツに鼻を近づけると、かすかな移り香が漂う。8割方干し終えた洗濯物かごを見ると、さらに大きな粒が1つ入っていた。なぜ、ここにも?

 

さすがに漂白剤を追加して再度洗濯をし直したのは言うまでもない。

 

その謎が解けぬまま翌日を迎えた。そういえば、ここ2日ほどトイレにうんぴーをしていないような気がする。うんぴーを処理する際に誤って洗濯物に混ざったのか?そうでなければ、直に洗濯機の中にうんぴーをしたのか?洗濯機はドラム式ではなく、洗濯槽は深く入ることはできても出ることはできないだろうに。まして、まだ子猫だというのに。消去法で考えていくと、やはり洗濯機の中に直に?

 

子猫に尋ねても分かるはずもなく、まさかねと半信半疑で洗濯機を見に行った。洗濯は朝するため、私が仕事に行っている間は洗濯機は稼働せず、中身を確認せぬまま翌朝洗濯機を使うことになる。この時間に洗濯機の中を見ることはない。

 

洗濯機の蓋は普段開けっ放しにしており、中をのぞくと数枚のくしゃくしゃのタオルの上に、それは転がっていた。さも当然のようにタオルの上に転がっていた。

 

 

謎が解け謎を呼ぶ。洗濯槽からどうやって出てきたのか?なぜ洗濯機の中に?

ネット情報によると、トイレが汚れていたり、我慢できなかったり、ストレスがあったり、一度洗濯機でしてみて気に入ったりといろんな理由で、猫が洗濯機に排泄することがあるらしい。

 

言われてみれば、その日はトイレの部屋のドアを閉めていたかも、システムトイレはドーム式であり、洗濯機と構造が似ていると言えば似ている。猫砂とタオルが類似していたといえなくもないか。

 

その日以降、洗濯機と脱衣場の扉を閉めることがルール化されたのであった。