ケアマネの私とオフの私の日記

書くことで気持ちの整理をしていきたい。。

〇〇〇〇教室

ZOOM開催の某フリマアプリの初心者向け教室に参加した。

 

参加者は私も含めて6名。講師の説明に沿って各々出品したい品物の写真撮影をし、送料を鑑みて売値を設定、コメントなど記載し、「皆さん、押しますよ。せーの」で、出品まで行うという講座。

 

ビデオはオフになっており、参加者同士の顔は見えないが、チャットで進捗状況を報告しあい、なんだか新鮮な感覚だった。家にいながらにして完結してしまう。講師は参加者の顔も見えないまま反応も分からないままの進行になるが、慣れているのだろう。「せーの」で出品後、アンケートに答え送信し終了した。

 

1時間ほどかかっただろうか。かなり駆け足で出品することになり、品物のコメントや送料と売値のつけ方が腑に落ちないままとなった。

 

講師の「たくさん商品を出しているほうが、検索されやすいし良い印象を持たれますよ」のコメントもあり、講座終了後、覚えたての出品の段取りも確認すべく3点ほど衣類を出品した。

 

あっという間に閲覧数が伸び、いいねがつく。コメントによる質問も届いた。なるべく良い印象をと講師に教わったように返答する。

 

数時間、その繰り返しをしながら、なんだかとても面倒に感じてきた。コメントが来たら、すぐに返したい。でも家事をしながら仕事をしながらスマホのチェックなんてしていられない。配送も梱包して寒い中コンビニへ行かねばならない。そんな、相手や時間に拘束されるやり取りが私には合わないようだった。何も急いでとは言われてもいないのだが、気にかかる。気にしなくてはならない。それが負担だった。

 

出品から3時間ほどで取り消し、アプリも削除することになる。

 

翌日、近所のリサイクルショップへ出品していたものを売りに行くと、明らかに

フリマアプリのほうが高値で売ることができる値段での買取となる。それでいい。私にとっては、反応を待つよりも、ささっと手放すほうが性に合っているようだった。

 

フリマアプリでひと稼ぎしている息子には分かるまい、この気持ち。これが歳というものか。いや、ただ気が短いだけかも。フリマアプリをやってみようと思った自分は褒めてあげたい。向き不向きがある。