ケアマネの私とオフの私の日記

書くことで気持ちの整理をしていきたい。。

ChatGPT

ChatGPTという単語をよく耳にするようになった。

 

なんだか便利なものらしいが、上手いこと文章にしてくれるため学生のレポート作成に使われると、考える力がなくなるとか、個人情報に問題があるとか、どこかの国では禁止になったとか。詳細は分からないまま、ある日、大学生になった息子が「ChatGPTに聞いてみたらすごいよ」と興奮気味にPCを持ってきた。

 

その画面表示はすべて英語で面食らってしまう。まず自分で数学の問題を解き、その問題をChatGPTに質問したら自分と同じ回答を得られたらしい。なるほど、そのような使い方ならOKではないか。はなから、ChatGPTへ質問し、丸写しで回答すると、確かに自分で考える能力は育たないだろうが、答え合わせ程度なら許容範囲では?

 

本人もその認識はあるらしく、ものすごいスピードで回答するChatGPTを面白がっているようだった。早速、私もサインインしてみるが、PCからアクセスしたからがエラーになり、しまいにはアカウントが悪用されている可能性がありサポートチームへ連絡するようにメッセージが出るも、翻訳しながらチャットでも何度も試してみるが、サポートチームには辿り着かず断念。

 

他の携帯番号から再度アクセスし、半日かけてサイインに成功。どうやら、私の携帯番号に不具合があったらしく、初回のみ携帯番号が必要なのでどの番号でも構わないらしい。

 

試したかったことがある。

 

いつも苦労しているケアプラン作成についてヒントが得られるのではないか?ということ。目論見通りの結果となった。さすがChatGPT。ただ、おかしな流れや文章もあり、そのまま丸写しはできない。一つの意見として参考にするには十分といったところだろうか。おそらく、その回答内容はインターネットの情報から収集したものをつなぎ合わせたようなものだと思う。(いや、その仕組みはよくわからないし、調べてもいない勝手な持論だが)AIを使ったケアプラン作成もそう遠くないと言われていたが、予期せず突然にそれはやってきたようだ。ケアプラン作成はもとより、起案書作成やプレゼン、文書作成が必要な場面でとても役に立ちそうだ。

 

どこかの大学が、ChatGPTを全面否定するのではなく、どう使いこなしてゆくか?に焦点を当てた見解をされていたようなニュースを見た気がする。(しっかりと把握しておらずうろ覚えだが)大賛成。実際にChatGPTを体験してみて感じた、それは100%正確ではなく、人間のような柔軟性はない。でも否定する必要はなく、上手く利用していけばお互いにWINWINではないか。そんなに恐れを抱く必要はないと。

 

スマホもしかり。よくPTAでスマホが悪者扱いされていたが、その正体を理解せぬまま子供たちに与えていた保護者に責任があると私は思っている。便利なのは確かであり、世の中にこれだけスマホが普及しているのに、禁止したって無理がある。どう使いこなすか、それを模索していくほうが発展的だろうし。

 

知らないから怖いのだと思う。

 

世の中がどう便利になってゆくのか、やっぱりもう少し長生きして体感していきたい。