ケアマネの私とオフの私の日記

書くことで気持ちの整理をしていきたい。。

自己肯定感

仕事上

人の話を聞くことの方が多い

 

もともと話を聞くのは好きなので

その点では

向いてるかもなんて思っている

 

時には

深く話を聞きすぎて

まともに自分の心に重くのしかかり

意識しないところで

その人の思いを受け止めすぎて

しばらくは苦しくなることも多い

 

幸いなことに

人は自分が話す方が好きらしく

こちらに質問をされることなど

ほとんどない

 

しかし

中には面談を繰り返し

一頻り思いを話してくださると

こちらの身の上に質問をいただくこともある

 

あまり話すのは得意ではなく

聞かれることもないので

自分の身の上など

語ろうとも思わなかったが

別に

隠すこともないだろうと

ここ最近では開き直り

 

1人で2人育てているんですよ

 

あっさりと言うことにした

 

大抵の方は驚き同情し励ましてくれる

そうしてほしい訳ではないのに

別段大変なんて思ったこともないし

この状態しか知らないから

比べようもない

 

そんな身の上を知り

一気に

信頼関係が深まることもある

 

仕事として捉えると

ある種の武器になるのかもしれないが・・

 

本当は

自分が離婚したことなんて

人には言いたくない

一人前の人間ではないみたいで

劣等感を感じているから

 

子供たちに申し訳なくて

罪悪感や不甲斐なさを

感じているから

 

でも

それが今の私なので仕方がない

 

いつもどこかに疎外感を感じている

 

私は皆と違う

普通じゃないんだ

普通の幸せなんて手に入らないし

それが何なのかすら分からない

 

アルコール依存症のAとの生活が

そうさせたと思っていたが

幼少期の環境にも

原因があるのかもしれない

 

一言でいえば

自己肯定感が低い

というより

ゼロに近いと思う

 

私には9歳と8歳上の

姉がいる

姉とはいっても

一緒に遊んだ記憶はほとんどなく

遠い親戚といった感覚であり

今でもそれは変わりない

 

年が離れていたが故

私の存在を知らない親戚もおり

何かとつけて

姉たちに相手にもしてもらえず

可愛いね

で満足できる性分であれば

幸せだったのだろうが

早く姉たちに追いつきたくて

随分と背伸びしてみるが

同じように成長していく姉たちに

追いつくことなどできるはずもない

 

心のどこかに

姉たちに仲間に入れてもらえない自分がいた

 

両親は末っ子の私を可愛い可愛いと育て

何をしても咎めなかった

別段何か悪いことをした訳でもないが

ある意味放任されていたことが

逆に

私なんてどうでも良いんだろう

三番目の女の子だしな

と卑屈にさせていった

 

箱入り娘の私は

選択を誤り早々に結婚してしまったが

その際にも咎められることはなかった

言い出したらきかないから

と後に言われたが

しっかり止めてほしかった

  

あなたは何もしなくて良い

座っていなさい

と言われるたびに

私なんて必要ないんだと感じた

 

それに反発して

何でも自分でやりたいと思い

強がって生きていた

 

放任されて

自由に育ててもらったのだろうが

皮肉なことに

私は大事にされていないと

自己肯定感が育たなかったのかもしれない

 

ここにいて良いのかな?

私なんて何もできない

私なんて・・・

 

 

でも仕方がない

そうやって育ってきたとしても

もう良い大人なのだから

生い立ちのせいにもしていられない

のも分かっている

 

だから

もう隠したくはない

日陰の私なんて嫌だ

肌の為には

すぐに日陰を探してしまうけれど・・

 

自分を卑下することなんてないんだ

皆と違ったって

離婚していたって

他人に何と言われようと

全部ひっくるめて私なんだ

 

人と比べて落ち込む必要なんてない

堂々と私は私でいたいし

いても良いんだ

 

何に遠慮しているの?

何に縛られて

何に監視されているの?

誰が堂々としたらいけないって言った?

誰が陽の光を浴びたらいけないと?

 

負い目を感じることはないのも分かっている

 

ここらで気持ちを改めて

前に向かっていくしかない

もう人生の折り返し地点は過ぎてしまったから

このまま

何だか分からない

疎外感を抱えたまま終わっていくなんて嫌だ

 

私は私で良い

 

そして

私は何者でもない

それで良い

 

子供たちを立派な大人にするのが

今の目標であり

そうすることができたら

私の人類としてのお役目は果たせたと思う

 

だから

私がなくなったら

どうか何も残さないでほしい

 

できることなら

さらさらの灰にして

土に返してほしい

 

私は何者でもないし

私が私である確証もないし

そんなものいらない

 

名前だって

必要ない

 

ただ

ここに生があるうちは

楽しいことをみつけて

を楽しんでいきたい

 

それくらい贅沢しても良いでしょう?

 

自分を認めて

自分を信じて

自分を愛してあげたら

 

大丈夫

きっと

すべて上手くいく

 

もっともっと自分を大切にして

そして

できることなら

今度は

私が大切な人の支えになりたい

 

私がそうしてもらったように