ケアマネの私とオフの私の日記

書くことで気持ちの整理をしていきたい。。

カリカリしたの、食べたい!!

転倒による右下顎骨骨折から、もうすぐ1ヶ月になる。入院は断固拒否したため、ミキサー食を自炊しなるべく顎を動かさず、歯科医に言われた通り、安静を心がける。顎の安静ってなんだ?と思いつつ試行錯誤の日々。

 

野菜スープミキサーにパン粥にも慣れてはきた。3食同じメニューでも、構いはしない。

 

でも、でも、でも・・

 

咀嚼しないため、満腹感を得られず、無性にカリカリした固いものが食べたい!!

 

毎週の大学病院受診による経過観察中の身ながら、その前日に、イカみりんせんべいを食べてしまった。正確には、口中で溶かして食べたつもりだった。久しぶりのカリカリ食感は幸福のひと時だった。

 

翌日、歯科医より、先週と顎や歯並びの状態に変化はなく、次週も同様なら、口を開ける練習を始める、あと1週間、ミキサー食で!と言い渡された。

 

カリカリしたの、食べたい!!のに。

まだお預けかぁ。

 

肩を落として大学病院を後にする際、顎に違和感を感じた。

 

推測するに、長らく咀嚼せずいたため顎の筋肉が弱り、昨日のイカみりんせんべいを食べたことによる顎の疲労感だろう。長距離歩行後の足の疲労感にも似た、顎の疲労感。不思議な感じだが、そんな表現がしっくりきた。なんか、顎が疲れた感じ。初めての感覚。

 

口を開ける練習から、咀嚼が許されたとしても、以前のようにすぐには咀嚼できない気がしてきた。噛むことが、疲れるなんて、予想だにしなかった。

 

約1ヶ月、咀嚼しないだけで、見た目にも顎はほっそりとし、確かに筋肉が落ちているようだった。

 

利用者さんには、転ばないように!リハビリ頑張って!と何気なく言っていたが、今、身をもって分かる。お年寄りは、入院を機に歩けなくなる程筋力低下することもあるが、それは、年齢に関係なく、使わなければ退化する自然の摂理。いわゆる廃用症候群。その予防のためのリハビリの重要性。

 

まずは口を開けられるようになって、ゆくゆくは無理なく咀嚼できるように、顎の筋肉をつけるために、リハビリ頑張って下さいね!私。

 

カリカリしたの、食べたい!!