私の住む地方都市でも、75歳以上の方にコロナウイルスワクチンの予診票と接種券が自宅に郵送された。
後期高齢者の母は、早速主治医に予約ができるか聞いてみると定期受診に出かけた。
だが、主治医でも分からないため、予診票にある窓口に尋ねて欲しいとの返答。
QRコードを読み込み、厚生省のHPにて地域の予約可能な病院を検索するも、該当病院はないとの表示。
市のHPによると、ワクチン供給が未定で、まだ予約を受け付けていないとの告知があった。
これは、分かりづらい。
特に高齢の方は、スマホで検索なんてできないし、第一、予診票が来たら、すぐに接種できると思われるだろう。
予診票と接種券が別々に郵送された時点でパニック。説明文の文字は小さく、読みづらく、長々と説明されても理解に苦しむと思う。
テレビをつければ、コロナの話題で不安に陥いる。持病を抱えていれば尚更。母も含めて、外出自粛し、必然的にテレビを見る時間が増えている。
勤務先の特別養護老人ホームでは、入所者の接種は始まっている。特養の所属だからと事務員さんも接種。同じフロアで働いている在宅担当者は、接種対象者には該当せず。同じ職員なのに。
でも、何処かで線引きは必要であり、世の中、平等ではないのも分かっている。
今できることを、粛々とこなしていくよりほかないのだろう。