satoimo's diary

人生も折り返し地点を過ぎた。自分を大切にするためには...

腎臓内科初診

職場の健診で、数年前から腎機能低下の疑いありとの結果を受けており、満を持して腎臓内科を受診した。

 

とりあえず、数値をネット検索すると、不安ばかりが膨らむため、受診した方が手っ取り早い。

 

10年程前に亡くなった父が、20年近く透析をしていたことも、重い腰を上げる要因となった。

 

検尿、採血、CT、エコーとフルコース検査を受ける。

 

CTや、エコーは、息を止めたり、吐いたりせねばならず、高齢の方は大変だろうと思う。まして、難聴の方や認知症の方は、苦労されるだろう。息を止めてと言われても。。

 

問診にて、家族の病歴について尋ねられる。

 

透析をしていた父。

 

父は、自営業であり毎年健診など受けておらず、おそらく今の私くらいの年代に、血尿があったが、仕事が忙しく放置。数年後、背中に激痛が走り入院、そのまま透析治療となったと記憶している。

 

しかし、

 

「腎臓が悪くても、背中の痛みは出ませんよ。何か他の病気だったのでは?腎臓が肥大化する場合もあるし、遺伝もある。何が原因で、どんな状態だったのでしょうね?」

 

亡き父に尋ねることもできず、あの時、もっとしっかりと向き合っておけばよかった。見ていたようで、何も見えていなかったと振り返り、ふと思う。

 

様々な理由から、親を知らずに育つ方もいるだろう。もし、自分が病気になった際、遺伝的なものであった場合、血縁関係者の既往歴は重要になってくる。

 

養子縁組など各々の事情もあると思う。しかし、遺伝情報を受け継いだ親の情報は、把握していた方が良いのかもしれないし、子は知る権利がある重要なことかもしれない。

 

まして、私のように父を目の当たりにしていたはずなのに、何も知らないなんて。恥ずかしくなる。

 

CTの結果、腎臓の大きさに異常はなく、他の検査結果を聞きに、再度来院することになった。

 

腎臓は

悪化しても良くなる事はないらしい。

(ネット情報だが。。)

 

アラフォーになり、確実に身体にガタが来始めている。

健康第一とは、よく言ったものだ。

 

子供達が一人前になるまでは、病気になんてなれるはずもない。自分で気をつけるより他ない。

 

初めての腎臓内科受診は、不謹慎ながらワクワクして望んだ。結果は不安ではあるが、初めて行く病院、初めて出会う医師、初めての検査など、次は何をするのか?興味津々である。

 

そして、こんな私のためにも診察や検査をして下さることに感謝しかない。

 

ありがたい。