satoimo's diary

人生も折り返し地点を過ぎた。自分を大切にするためには...

健康管理

「僕、やっぱ一人暮らし無理。病気になったら一人で病院行けないし、怖い」

 

男の子は病気にかかりやすいのか?

 

彼が7か月の頃から仕事を再開し、子どもの病気で休むことだけは避けたいと、予防接種はスケジュール通りに全て受けさせ、インフルエンザも同様、少しでも熱があるとすぐに病院受診させてきた。

 

まだ小さい頃は、寒くないように着る物や手洗い、嗽など目にかけることができ、ある程度いうことを聞いてくれたので、こちらで健康管理はできていたのだと思う。

 

中学、高校と思春期になると、健康面でも親の言うことは一切聞かない。

 

暖房をがんがん効かせて上半身裸で過ごし、朝風呂は風邪をひくと注意しても、髪型が決まらないから、洗面所ではシャンプーできないしと朝からシャワー。テレビをつけたまま寝落ち。栄養を考えて作った食事もスルーし冷凍食品をチン。ヨーグルトのドカ食いはお腹を壊すと教えても、あればあるだけ食べる。野菜は肌にも良いよと控えめに勧めても、残す。昼間は窓を開けて空気を入れ替えたり部屋の掃除をしたら気持ちが良いよと、なるべく優しく声をかけるも「おう」の一言。

 

自業自得でしょう。

ほら見たことか・・・。

 

熱発して学校を休むことになった日。

 

病院に行くならと保険証や、食事の準備もして仕事へ出かけたが、終業間際に電話が来た。

 

カロナールどこ?もうきつい。早く出せ。」

 

さんざん助言を無視してきた挙句、その言い様に、怒りを通り越して脱力感さえ覚えた。コロナワクチン接種後にカロナールを渡したが、今回のように原因も分からないのに飲むものではないと説明しても、熱でうつろなのか聞く耳もたず。

 

夜受診すると、副鼻腔炎による熱発、頭痛と分かり、ほっと一息。

 

「僕、やっぱ一人暮らし無理。病気になったら一人で病院行けないし、怖い」

「これからは生活リズムをしっかりするよ」

「どうすればよい?アドバイスちょうだいよ」

 

具合が悪いときにはそう思うよね。大丈夫、君が一人暮らししてピンチの時には母が駆けつけるよ。1人暮らしもしてみな。その前に、特別なことはしなくてよい、3食しっかり食べて規則正しく過ごしてみれば。

 

「おう」

 

こうやって病気を繰り返し、自分の体のことが分かっていくのだろう。ここまでは大丈夫、ここを超えたらまずいと自己管理ができるようになるのかもしれない。アラフォーにして、ようやく私も健康管理ができるようになり、風邪などひかなくなったように思う。

 

ただ、親になると自分以上に子の健康管理が気になるが、本人が気を付けなければ何もしてあげられない。そしていうことを聞かないことを棚に上げ、暴言を吐かれる。。

 

どうか、自分の力で強く生きてくれ。