娘の通学用の白い紐靴を買いに、靴屋に行った。
ネットで買いたいところだが、履いてみないとサイズが分からない。
素足で行ってしまい、店員さんが靴下を貸してくださる。
通学用の白い紐靴も、ピンからキリまで。値段もそれなりだ。
試し履きをお願いした靴は、小さかったようで、ワンサイズ上を勧められた。
その靴とは違うメーカーのワンサイズ上の靴を履くように促される。勧められたそのメーカーの靴だけ在庫の箱が山積みになっていた。
「これで良い」
と娘。
彼女が良いのならと購入したが、店員さんが勧めたその靴は、最初こちらが試し履きをお願いした靴より2000円程高かった。
帰りの車で、なんだか釈然とせず、モヤモヤが残る。
何の値引きもなく、定価で購入することに慣れておらず、何だか損した気持ちにもなった。
でも
靴下を貸してくれたし
何軒も靴屋を回りたくないし
娘も良いと言ったし。
でも
同じ商品はネットで買えばもっと安いし
第一、初めに試し履きをお願いした靴ではなく、頼んでもいないのに、試し履きを勧められて誘導された形だったし
何しろ
店員さんの愛想が・・・
上手く対応して下されば、商品以上のお支払いをしたくなることもあるのだけれど。
商品には定価があるんだし、娘も納得して購入したのだから良いではないか。
全ては自分が選択した結果なのだし。
あぁ
もっとおおらかな人間になりたい。