satoimo's diary

人生も折り返し地点を過ぎた。自分を大切にするためには...

やりがいか、給与面か。

高3の息子が7か月の頃から勤めている職場は、途中資格取得のため部署移動し、現在は3人部署での一人仕事になっている。

 

一人仕事が故、ある程度自分で仕事を調整し子供の学校行事に参加することができた。しわ寄せは自分に来るが、気兼ねなく休みは取れる。

一人仕事が故、孤独感にさいなまれることもある。皆で同じ仕事に取組み達成感や連帯感を味わう場面はほとんどない。コロナ禍も手伝い、他部署の方との交流もなく、たまに廊下ですれ違ってもお互い誰か分からない。歓迎会も忘年会もないのだから当然か。

 

他部署が楽しそうだなとうらやましく思っていたら、年末に二人退職するという。原因は若い女性二人からのいじめとも思える対応らしく、表沙汰は楽しそうに見えていたがそうでもなかったらいい。その点では、孤独ではあるが人間関係があまり複雑でない一人仕事が自分には向いており、ありがたい環境かと思い直す。

 

そんな折、4日間×3か月にわたる研修に参加させてもらう機会を得た。同職種でも職場が違えば仕事内容は様々。停滞している自分に気が付く。マンネリ化している今の環境。新たなフィールドに飛び込みたい気持ちにかられる。転職するなら少しでも若い方が良いと言ってももう45歳。いやまだ45歳。興味のある分野への転職はいかに。

 

ただ、給与面を考えるとこのまま定年までこの職場で勤めた方が、退職金をいただけるし、独り身の私は退職金を大いにあてにしているにも確か。

 

興味のある分野へ転職し、仕事へのやりがいを求めていくか。

金銭面を優先し、当たり障りなく今の仕事を続けていくか。

 

子育てがひと段落しそうな今、さぁどうする。

 

ふいに娘に、「お母さんもお医者さんとかお金持ちと再婚してもいいんだよ」と言われた。そういってもらえるのはありがたいが、仕事と子育てに邁進してきた私には、出会いもなく、そのようなお相手もいない。悲しいかな。

 

我々が還暦に達する頃には、70歳定年くらいになっているだろうか。そうすると、あと25年、健康に働き続けることができるだろうか。働く中に、幸せを取り入れることもできるのだろうか。子育てがひと段落したら、また第3の人生が始まるのだろうか。

 

ダブル受験を目前に、私の気持ちも落ち着かない。変化の時なんだろう。とりあえず、今できることは健康を維持することだろうから、やりがいか、給与面かの問題は先送りにしたいと思う。もしかすると、両方手に入れることだって不可能ではないかもしれないし。