近所のジョギングを始めて、順調に体重は落ち、数年はキープしていた。もちろん、運動をしているので、体調もすこぶる良かった。
しかし、ここ最近、意図しない体重増加傾向に転じている。
毎朝体重計に乗り、焦りを感じて、原因を考えた。
やみくもに走るだけでは、筋肉も落ちていくらしい。
→なので、走っても体重減少にはつながらなくなったのか？
体のラインを作るには筋トレが敵している。筋肉が付くと、消費カロリーもアップし太りにくい。女性は多少の筋トレでは、ムキムキになることはない。などの情報をもとに、少し筋トレを試していた。
→筋肉がついたための体重増加か？しかし、体重計の筋肉量は減少している。
アラフォーにもなると、むくみやすくなる。特に運動した際に、筋力が回復するために水分をため込むらしい。もしくは、濃い味のものや飲酒も体内に水分を蓄えやすくなる。
→単なる体内の水分増加によるむくみなのか？
年齢とともに消化器官も衰え、腸も下がり気味。上手く代謝ができなくなってきたのか。
→単なる便秘によるものか？
いてもたってもいられず、とりあえず体を動かそう、と、休日に図書館まで往復4時間歩いてみた。その翌日、1ｋｇ近く体重増加しており、自分の体の中で何が起こっているのか、もはや、理解不能な状況。
ふと気づく。
本質的な部分を見失っていた・・・
お菓子を食べるようになっていたこと。
気づかぬうちに、食後の一つまみが習慣化していたのだ。ストレスなんて言い訳だけれど、無意識に心を満たすために甘いものを体が欲する。
これだけ運動したし、まいっか。
糖質もとらなきゃ、体が壊れていくものね。
という自分自身の囁きに、まんまと従っていたことが原因だった。
いくら動いたって、消費カロリーより摂取カロリーが多ければ体重増加は当たり前なのに。しかも、代謝も悪くなっており食事も今までのような内容では、体はついていかないのに。
寒さもあり、鏡の前で自分の体をゆっくりと眺めることもしていなかった。これも原因だろう。現実から目を背けていた。ストレスや忙しさを理由に、自分と対峙していなかった。
あぁ、神様・・。
毎日、数分でも自分と向き合う時間を作り、ありのままの自分を受け入れます。そして、なりたい自分になれるよう、今できることを丁寧にこなしてゆきます。
だから、お願い、神様・・。
アラファーになり、今までとは体組成も変化し、同じようなことをやっていたって効果は期待できないことは、重々分かりました。今の自分にあった方法にシフトしてゆきます。時代に応じて私もアップデートしてゆきますから・・・。
そして、神様・・、私、自分に誓います。
手のカサカサも、頬の肝斑も、目じりの皺も受け入れます。それも自分の個性だと。そして、自分の体をもっと大切にします。最後まで私と一緒に過ごすのは、この体一つなのだから。
